風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

オーケストラを指揮

曇り空です。
小栗くんのタクトを振る姿、ご覧になられたでしょうか。
素敵でしたね〜。あの髪が金色だったら、また素敵だったかなとか、
姿勢が綺麗で、美しい指揮者だなあと思って見ていました。
こなこさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
まずその記事です。
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/mixnews/20090212ok0f.htm
写真がいっぱいあるところ。
http://mainichi.jp/enta/geinou/graph/200902/12/index.html
横顔のもの、全身が写っているもの、
そしてCM の少し見上げるような見つめる瞳が素敵です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090213-00000006-nks-ent
この日刊スポーツの写真は、そのままクラシックのCDジャケットに、
使えそうですよね(笑)。
そして動画が3種類あります。まずこちら。
http://www.yomiuri.co.jp/stream/m_entertainment/090212oguri.htm?from=os4
こちらの動画は藤巻さんのコメントが入っています。どちらか見やすい方で。
http://sankei-hito.iza.ne.jp/blog/entry/911069/
http://video.msn.com/video.aspx?mkt=ja-jp&vid=4a276a11-e1a6-4e96-8b9f-c974764b0658&from=&fg=rss
もうひとつ。これは小栗くんのコメントがより詳しくわかります。
メイキングの映像も入っています。
http://streaming.yahoo.co.jp/newsflash/list/jij/ent/tc/photo/jij0902138100_0001.html
これらの動画を見ると、きちんと一曲、聴きたかったですよね〜。
CM と比べると、本人の言うとおり、ちょっぴりゆっくりな感じですが、
でもやはり忠実に小栗くんの指揮によって、音楽が奏でられているので、
ちょっとドキドキしたり(笑)、
スラッと長身のなんて素敵な指揮者なのって思ったり。
CMの方が、手がひらひらしますよね(笑)。
その指揮を指導された指揮者、飯森範親さんのブログです。写真もありますよ。
http://blog.goo.ne.jp/chef-norichika
あの燕尾服は、飯森さんのものなんですね。
指揮者用ということは動きやすくなっているのでしょうか。
動くと揺れて裏地の赤がちらっと見えて、綺麗な燕尾服でしたね。
そして小栗くんのお父様と親交が深い方なんですね。
“オペラなどの舞台で日本にはなくてはならない方、
 舞台監督で演出家の小栗哲家さんのご子息”と書かれていて、
こういうクラシックに携わっている方から見ると、
小栗哲家さんのご子息という接し方になるのかなあとか、
教え甲斐があったでしょうか(笑)。
こういうお父様経由は、ときどきありますね。
「タイタス・アンドロニカス」で共演した麻実れいさんが、
小栗くんとの顔合わせのときに、
「小栗くんのお父様とはお仕事をしたことがあります」と仰っていたとか。
そのお父様小栗哲家さんについて、
前にメールにて教えていただいて(ありがとうございます)、
小栗哲家さんが出演された、クラシックのラジオ番組がありまして、
以前、ネットで聞けたのですが、今はもう聞けませんので、
そこでのお話が良かったので、ここで少し紹介しますね。


まず小栗哲家さんのプロフィールから。
1972年から舞台監督助手としてこの世界に入る。
1976年、関西二期会公演から舞台監督としてひとり立ち。
手掛けた仕事。
ウィーン国立歌劇場 日本公演
ミュンヘンバイエルン歌劇場 日本公演
ニューヨークメトロポリタン歌劇場 日本公演
イギリスロイヤルオペラ 日本公演
イタリアボローニャ歌劇場 日本公演
二期会オペラ公演
サイトウ・キネン・フェスティバル松本
いまや小栗さんに仕事を頼まないオペラの公演は二流だといわれている。
最近は舞台監督の第一人者というよりも、
俳優小栗旬さんのお父様と言った方が有名かもしれない。
そしてお話が始まります。
仕事の内容は、芸術家と技術者を繋ぐ役目。
最初、譜面を読みきれなかった〜よく勉強しました。
舞台を支える方だから、僕らは有名ではいけない。
ベルリンの演出家からは、
「何回、カーテンコールをやるかが、お前の腕だ」と言われた。
「俺の腕か?歌い手の問題じゃないのか」と思った。
芸術と技術をジョイントする役目。
ビジュアルを音楽で救うことはできる。
オペラは音楽だなということにつきる。
オペラ、クラシックは仕事なので、普段聴いているのは、
フレディ・マーキュリーが好き。
ほとんど家にいなかった。ひどい親父だった。
子供達には、好きなことをやらせただけ。
自分で自分のことを探さないとだめだということだけを言いたかった。
いいものは繋がっている。
リクエスト曲「カルミナ・ブラーナ
人間賛歌。性善説でいたいので、この作品が好き。


お父様は気さくで、穏やかで、分かりやすく、大変なことも楽しげに話されて、
やはり多角的な見方は、小栗くんはお父様譲りだなあとか、
人間的にとても魅力的な方だということがよく伝わってくる放送でした。
そして本当に舞台を支えるお仕事だなあって思います。
私たちが気持ちよく、その芸術家の思いを感じることができるのは、
こういう方の力が本当に大きいなあと、大切な大変なお仕事だなあって思いました。
その道の一流の方が身近にいる(お父様ですが・笑)、
こういう環境は大きいですよね。
“自分で自分のことを探さないとだめだ”という言葉が、印象に残っています。
以前「成人の日コンサート」で、小栗くんが「蝶々夫人」の語りをしたときは、
同じオペラに身を置く息子さんを見て、さぞお喜びだろうなあと思ったのですが、
今回はどうでしょう。
タクトを持つ燕尾服の息子さんは、どう映ったのでしょうね(笑)。