風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

大和の国のエアロンの術

晴れたり曇ったりしています。
こなこさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
「ROOKIES」石丸プロデューサーの裏話に小栗くんの話が出てきます。
http://feature.movies.jp.msn.com/special/rookies0904/production/default.htm
実は小栗くんがエグゼクティブプロデューサーって凄いですね。
そして今夜は「天地人」楽しみですね!三成さまを堪能しましょう(笑)。


さて本屋さんへ行ってきました。
「アクチュール JUNE 2009 No.15」
小栗旬報」でカラー2ページ。
「COFFEE SHOP 〜店長不在編〜 File.31」で 7ページ。
小栗くんと崔洋一監督との対談です。そのうち写真はカラー1ページ。
その店長さん、長塚圭史さんの文章、
「大和の国のエアロンの術にかけられて」が1ページ。
小栗旬報」は苺さんの写真が綺麗で、
“自分的な改革は・・・酒を控えることかな(笑)”が、
そうなのね、やっと気づいたのねって思いました(笑)。
「COFFEE SHOP 〜店長不在編〜 File.31」は、
とても読み応えがありました。
最初のページに、代理店長を勤めさせていただくにあたって、という、
文章が載っているのですが、小栗くんらしくて、可愛いんですよ。
下には、構成・文 / 小栗旬 とちゃんと載っています。
その崔監督と小栗くんの対談は、崔監督がとてもフランクに話してくださる方で、
大島監督との逸話がすごく面白かったり、小栗くんが役者として、
今思っていることを、ストレートに投げかけても、
それはこういうことだね、と受け止めて、特に、
“ちょうどいい壁が出来つつあると思うね。” のくだりは興味深く、その壁が、
“壊すべき壁なのか、ゆっくり昇っていく壁なのか、
それとも迂回するべき壁なのか”〜それを試すような作品に、
是非、小栗くんが出会ってほしいなあと思いました。
他には小栗くんから、北村一輝さん、中井貴一さんの名前が出てきたり、
撮影現場でも、先輩方から、いろんな話を聞いているんだなあと、
思いましたし、開口一番、
「今、一番出演したい作品が崔監督の作品なんです。」と言っていたので、
実現するといいなあと思います。
小栗くんはちゃんと新作の話も聞いたり、代理店長の責任は果たせていたと、
思いますよ(笑)。
そしてその次の長塚圭史さんの文章がとってもよかったです!
タイトルは「大和の国のエアロンの術にかけられて」
今回、店長代理を勤めた小栗くんに対しての文章で、
小栗旬という男は恐ろしい男で〜」という書き出しから始まり、
たった一回このコーヒーショップで、対談をしただけなのに、
いつのまにか小栗くんの妖術?(笑)によって、朝まで飲む仲になったこと。
“会う度に彼の妖術にかかり親密度が高くなってしまうので、
何年も前から知っているような気分になり”等、
小栗くんのことを恐ろしい、恐ろしいと書かれているのが、
好きだ、好きだ、としか読み取れなくて(笑)。
長塚さんは、シェイクスピアの作品の中でも「タイタス・アンドロニカス」が、
尤も気に入っているそうですが、そのエアロンを演じて、
イギリスで高く評価されたこと、こちらで観た「ハムレット」のお芝居が、
ギリギリまで誰がハムレットを演じるかわからないとか、
こういう刺激的な舞台をきっと小栗くんが観たら、闘志が湧くのではないか等、
気にかけて可愛がってもらっているなあということが、すごく伝わる文章でした。
長塚さんらしい愛情表現で、人懐っこい小栗くんが目に浮かぶようで、
読んでいて、微笑ましかったです。
いつか長塚さん演出の舞台にも出演できるといいですね。
最後は、こう結ばれていました。
“ああ、まったくこうしてユーラシアを挟んだ遠き異国の地に於いても尚、
 折々私に「そういえば小栗君」と思い起こさせるその魔力の強さには感心、
 いやいやどうにもおっかなく、生きた心地もしないのである。”