風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

二人の間の空気

雲り空です。
はなここさん、メールにて教えていただきました(ありがとうございます)。
小栗くんの公式HPより、舞台「ムサシ」DVD&Blu-ray 発売。
http://www.tristone.co.jp/oguri/information/detail.php?id=1247722784
9月16日発売って、早いですね。
wowowで、8月31日にもう1度、放送がありますが、
http://www.wowow.co.jp/pg/detail/075437001/
それからまもなくして、DVDが発売されることになりますね。
そして特別版は、Discは2枚。
カリギュラ」のときも、2枚でしたが、本編が2枚にわかれていて、
あの座談会が加わっていました。
「ムサシ」は本編が1枚になっていて、
もう1枚は、「特典映像Disc」になっているので、期待大ですね。
稽古風景、鎌倉お寺訪問、井上ひさし邸訪問、たくさん入れてほしいと思います。


昨日、「天地人」第29回、見ました。
あの松方さんが出演していた「スタジオパーク」で見た映像に、
少し加わったくらいの出演でしたが(笑)、馬に乗るところが見られたり、
いびられる感じがよかったです(笑)。
鉢巻をして、白い衣装も素敵でした。目が綺麗でしたね。
小栗くんのあの角度が好きです。憂いが重なるとなお美しいと思います(笑)。


さて「ムサシ」の好きなところ(第十八位のところとか・笑)を見返したり、
3人のインタビュー等を見ながら、やっぱり小栗くんと藤原くんは、
仲が良いんだなあと、改めて思いました。
小栗くんはお友達が多くて、生田くん、山田くんとか、
それぞれの仲の良さがありますが、藤原くんとは、また他の皆とはない、
空気が通っていて、その二人の間の空気が凄く好きです。
それはやはり舞台の同志であること。それも蜷川さんの舞台という共通点。
あの「ハムレット」で、同い年の藤原くんがタイトルロールを演じていたのを、
間近で観て、どんな思いだったのでしょうか。
リスペクトして、「きっといつかは」と思って、そして、
まるで小説のように、数年後、二人で看板を担うような役者になるなんて。
でも小栗くんらしいのは、彼は充分負けず嫌いで、根性もあり、
努力も惜しまない人なのですが、
それは相手に敵対心を抱くのではなく(育ちの良さからくるものでしょうか)、
尊重して、高みを目指すというところです。
それが「ムサシ」の中でも、流れているような気がするのです。
さすがに最初は天敵のように敵対する二人ですが、後々、二人で、
協力しあって、尊重しあって、という流れが、そこに温かさがあるんですよね。
これは藤原くんもそうですが、やはりその舞台をより良い舞台にするために、
遠慮せず意見を言い合い、かつひとりひとりを尊重し合い、
そういうところに携わっているという自負というか、誇りというか、
より仲間意識が芽生えて、そこに、小栗くん特有の優しさというか、
温かさが加わって、そんな二人を見ていて、
井上先生は、ああいう「ムサシ」を書かれたのかなあと思いました。
火花散る演技対決ではなくて、彼らの真の仲の良さのようなものを感じ取られて、
なんとなく、どこか愛しい、武蔵と小次郎になったのかなあって。
鎌倉遠足の二人を見ても、自然体の二人、無理なく仲の良さが伝わってきます。
小栗くん、藤原くん、それぞれに繊細さ、大胆さ、おおらかさを持っていて、
でも全然違う、それぞれの繊細さ、大胆さ、おおらかさで、
観ていて、清々しい、気持ちの良い二人ですよね。
お互いの信頼関係もとても感じられ、
そして二人とも、雰囲気があって、格好よくて素敵です。
芸術に携わることへの誇り、精進を忘れず、ずっと上を見ている二人。
またいつか共演する日はくるのでしょうか。
今度は火花散らす演技対決も観たい気もします(笑)。