風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

彼が発信する空の色

雨はあがってきました。
のんたんさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
今日発売の「週刊女性」、三成さまが表紙・巻頭特集3ページ、
鎧兜姿で掲載されているそうです。
見てみてくださいね。
http://www.shufu.co.jp/magazine/woman/
インタビューはオールアップ前日のものだそうですよ。
小栗くんの公式HP、8月の雑誌情報がUPされました。
http://www.tristone.co.jp/oguri/
これは凄い数ですね(笑)。
「BARFOUT!」はあの矢沢さんと対談したものですよね。
FRaU」「CUT」「non-no」「JUNON」のあたりがいつも写真が素敵かな。
いっそのこと全部発売日が同じだったら、比べることができますね(笑)。


さて昨日のコメント欄に皆さんが、
小栗くんの携帯サイトのブログの更新について、
書き込んでくださいましたが(ありがとうございます)、
なんともいえず、空の写真が素敵でした。
ただその空が綺麗なのか、彼の発信する、そのものが綺麗なのか、
不思議な魅力の写真でした。
短いなんでもない言葉にもそれは表れて、
切なさ、繊細さ、優しさ、充実感、高揚感、
いろいろと伝わってくるブログの更新でした。
2006年9月に、
フレデリック」という絵本を紹介したのですが(たびたび書いてます・笑)、
そのお話を思い出しました。




フレデリック
作・レオ=レオニ 訳 谷川俊太郎


ーあらすじー
フレデリック」という名前のねずみのお話。
ねずみたちは冬に備えて、とうもろこし、木の実などを集めて、
夜も昼も働いていました。
その中でも、フレデリックは、働かず、みんなが問いかけます。
「僕だって、働いているよ。寒くて暗い冬のために、
僕はお日さまの光をあつめているんだ。」
それからは、フレデリックは、色、言葉、を集めだします。
やがて冬が来て、はじめのうちは、
たくさんあった食べ物も少しずつなくなり、凍えそうです。
ねずみたちは、おしゃべりをする気にもなれない。
「そうだ、君が集めたものは、どうなったんだい?フレデリック。」
みんなは尋ねます。
「目をつむってごらん。」
フレデリックは、まずお日さまの金色の光のことを、
そして、色あざやかなお花のこと、葉っぱのこと、
それからその言葉を使って、夢のような楽しい物語を話しました。
みんなは拍手喝さい。
「君って、詩人じゃないか。」
フレデリックは、赤くなって、おじぎをしました。




このフレデリックはいつも小栗くんに重なって、これは俳優さんとして、
いろんなものを今、集めているときかなと思ったのですが、
今はその光、それこそ空の色、言葉、それらを26年分かき集めて、
映画というキャンバスに描いている作業をしているのかなあと思いました。
昨日のブログの空の写真ひとつとっても、
彼の発信するものは、どこか惹かれる要素がありますよね。
もちろん彼自身の身体から、声から、表情から発信されるものが、
一番好きですが、こういう映画という形での発信も、
きっと素敵なのかなあと思いました。
「ただ、元気です。」と書いてくれた言葉は、
身体も元気だろうけれど、心も元気ですと受け止めることができて、
なんだか嬉しかったです(笑)。