風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

オールナイトニッポン第131回

曇り空です。
ぐりんさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
ムロツヨシさんのブログに、「シュアリー・サムデイ」のことが載っています。
【 ブログ ムロツヨシの式 】
最後の言葉が嬉しいですね。
オールナイトニッポン」第131回、聞きました。
THIS IS IT」是非、見たい。やっぱりプロ中のプロだったんだと思う。
情熱大陸」あっさりした出方だった。古田さんの印象も聞かれて答えていたのに。
そして。
小栗「今、このラジオを聞いているみんなに誤解だけはうみたくないというだけで、下手にかみつきたいとか、文句を言いたいとか、そんなこと、一切ないんだけど。俺はさ、やっぱり自分が演じるとか、お芝居をするっていうときに、ほんとに!一生懸命やってるつもり、いつだって。で、それをなんていうのかな、ばかにされたり、文句言われることは、もちろんいつだってあると思います。どんな人だって、普通に見ているお客さんだって、俺の芝居は嫌いな人もいるだろうし、俺がやってることを否定する人だっていると思う。それはみんな好みだし、思うこと、いろいろあると思うんだけど。ただ、記事にね、して書いたときに、その記事を鵜呑みにする自分のファンがいるんだっていうことを、あのうなんていうのかな、書き手の人たちも、もちろん感じてるんだろうし、面白おかしく書いて、僕らのことをばかにしている部分もあるんだと思うんだけど。ただ、僕がほんとひとこと言いたいのは、一生懸命やってる人間を何故、ばかにするのかということだけなんです!ほんとに。何かどうのって別に具体的に言うつもりはないですけど、ただ自分がある日手に取った雑誌に書かれている言葉に、僕はとても傷つき、そしてなんでこんなことを書かれなきゃいけないんだろう、自分のまわりで一生懸命頑張っている人間に対しても、なんで彼のことをこんなひどい言い方をされなきゃいけないんだろう、で、それをそれこそ、大勢の人間が手に取るものでね。ま、それこそ海外のゴシップ記事なんていったら、ほんとにあることないこともっと書かれていると思うんだけど。じゃあ、僕たちはほんとに、それに一切からまず、一切文句を言わず、なんて言うんだろう、知らぬふりをして、見て見ぬふりをして、とおっていくことが正解だとは僕は思いません。で、その僕をばかだなとか、ガキだなとか言ってくれても構いません。でもやっぱり人を傷つけてまで、喜んでいる人たちっていうのは、僕は個人的に嫌い。ん。だってそんなこと、なんの得もないじゃないですか。人をさ、ばかにしてさ、あいつ何やってんだっていうさ、そんな必要性ないんだもん。いいじゃん、個人個人、嫌いなら嫌いって言ってればさ。なんでそれを助長しようとしてさ、なんかこう人に伝えてまでさ、それをしようとするの。その理由が俺はわかんないだよね。だから本当に人の心を考えない記事にほんとに大変憤慨し、非常に悲しくなりましたっていうことがあって、僕は自分のことを好きだと思ってくれている人が、自分のラジオを聞いてくれてると思っているから、そのいう人たちには今!ここで話している僕が真実であって、そういう言葉を信じないでほしいと思う。ほんとに。だって、みんな一生懸命作っていて、とっても情熱があって、いつもさ目の前、向こう側にいる誰かに、何か、幸せな気持ちだったり、楽しい気持ちだったり、もちろん悲しい気持ちだったり、いろんなものを届けたいと思って作っている僕らの仕事場をたかだかほんとにちっちゃなね、一文で、あいつはこんなところがひどいとか、あいつはこんなことしか目先にはないとかさ、書かれた言葉を、いいです、もういくらでも書いてください、ほんとに。だって僕らはそれにいくら文句を言ったところで書き続けるんだから、この人たちは。でも僕のことを好きでいてくれる今、この僕のラジオの目の前、向こう側にいるみんなには僕の言葉を信じてほしいし、これからも僕は頑張っていきますっていうことを、伝えたい・・・かな。そういうことで合ってるかな。俺が今日、言いたかったこと。ほんとに!悲しくなりました。なんか。なんでこういうことを書いて喜んでお金もらってる人がいるのかなって。当たり前なんだよ、誰がどう聞いたってさ、それをネタにしてお金にしている人たちなんて山ほどいてさ、今なんかそういうのでお金になっているものなんていっぱいあって、今ここでこう言っている俺のことをばかにする人も山ほどいると思うけど、全然いいです。もうそれは。自分もばかだと思って言っているから。でもそれに何も言えない自分の方がもっと僕はばかだと思うから、今ここで発言している。ただそれだけです」
まとめて書こうと思ったんですけど、そのまま書いた方が小栗くんの思いが、
伝わるかなと思って、そのまま書きました。
読んだ記事がどういう記事かはわかりませんが、
やっぱりね、自分のこともそうですが、まわりのみんなのこともそう書かれたことが、
とても我慢ならない感じでしたね。気持ちを込めて、
一生懸命作っているということは、すごく伝わってきたし、
いろんな雑誌、文章を読みますが、ずっとずっといつだって、
小栗くんからのダイレクトな言葉が一番真実だと思っています。
“でもそれに何も言えない自分の方がもっと僕はばかだと思うから”
〜彼らしいなあと思いました。
小栗くんの思いは、ラジオを聞いているみんなにはしっかり伝わったと思います。
そして気を取り直して、今日のゲスト、勝地くんについて。
とても信用できる俳優さんだと思う。
初めて会ったのは、小栗くん、19歳。勝地くん、15歳。
勝地くんのお兄さんの方から先に仲良くなった。不器用な男の子。
嘘がないから信用できる。日々生きることに真面目に取り組んでいる。
ここでついに発表になった「シュアリー・サムデイ」について。
脚本家武藤さんとの出会いは「ハングリーキッド」、面白い脚本だった。
このとき、武藤さんは連続ものの脚本を書くのは初めて。
小栗くん、22歳。武藤さん、27、8歳。
シュアリー・サムデイ」小栗くんが自分でまず書き始めた。
でもどんどん話の枝葉がわかれていってしまい、ゴールに向かわなくなって、
無理だと思った。
それで小栗くんの舞台「偶然の音楽」を観に来てくれた武藤さんを、
渋谷の居酒屋に誘い、その物語の世界観、自分の思いを話したら、
武藤さんが小栗くんの気持ちはわかったと言ってくれた。
ただキャラクター設定がタブーなキャラクター設定すぎる。
でもそれを20代最後の作品にするよと言ってくれて、
いつ日の目を見るかわからない、この「シュアリー・サムデイ」を、
自分の仕事を全部休んで、3ヶ月間そのためだけに書いてくれた。これが4年前。
自分の伝えたいことがほんとに膨らんで台本にあがってきて、
初めて読んだとき、なんて面白いんだろうと思った。
どうにか映画化したくて今に至る。
4年後、実現するにあたって、主要5人は今、ベストのキャステイング。
こんな映画が撮りたいと思って実現できない監督さん、死ぬほどいると思う、
10年以上構想があって、撮れない監督さんだっている。
自分はめちゃくちゃ恵まれた環境で、この作品を撮ったんだということは、
わかっている上で、だからこそ、ちゃんとしたものにしなきゃいけないし、
自分の夢に乗っかってくれた人たちの気持ちを必ず着陸させなきゃいけないという、
思いで、作ってはいる。
でもいざ現場に行ったら、知らないことが多すぎた。びっくりした。
今、編集作業をしているが、20歳になることがすごい力を手に入れることだと、
思っていたあの瞬間のパワー、見えないすごいパワー、
どこに向けていいかわからないエネルギーをいっぱい放出させたけど、
結果、かっこ悪い男の子たち、
でももがきながらも苦しみながらも汗かいて走る人はかっこいい。
そういうものを撮りたかった。それは画面に反映させられていると思う。
そういう人間たちのエネルギーだったり、頑張る姿を見て、
いろいろな世代なりに感じてほしい。
監督、熱いです! 
“自分の夢に乗っかってくれた人たちの気持ちを必ず着陸させなきゃいけない”
素敵な言葉だなと思いました。
やはりひとつの映画を制作するのは何年越しでいろいろあるんですね〜。
武藤さんも小栗くんの気持ちを受け止めてくれて、本当に嬉しいですね。
ここから勝地涼くん、登場。
身内が来ちゃった感じ(笑)。「Stund Up」で一度目、「カリギュラ」で2度目の共演。
勝地くんとはなんだか壁があった。
カリギュラ」大阪公演で、二人で飲んで、仲良しに。
カリギュラ」東京公演の間に、友達になっていなかったことにびっくり(笑)。
そして「東京DOGS」、現場では小栗くん、ピシッとしている。
昨日、第5話、撮っていた。「東京DOGS」チーム、みんな楽屋に帰らない。
奏と堀川とのやりとり、面白かった。
シュアリー・サムデイ」にも出演の勝地くん。
小栗くんは初監督とは思えない感じだった。
小栗くん、今日、ちょっと嬉しくて「めざましテレビ」を録画した(かわいい・笑)。
7月8月は夢のような時間。すべての人間が僕という人間に対して、
向いている。すごい面白い現場。スタッフさんが真剣で熱い。
小栗「俺が感じてたことはね。俺っていう人間がそれこそやっぱり世間の人が、
    見たら、まあどうせ人気出たし、監督やったんでしょ、っていうふうに、
    絶対させないぞ!っていう思いで、みんながいてくれたっていうことが、
    俺にとってはすごくありがたかったし」
勝地「そうだね。だからたぶんいろいろあったと思いますよ。
    もちろんスタッフさんだってみんな年上だったり、経験いっぱいある中で、
    でもどんどんどんどんスタッフも引きつける、
    いいものにしようよ、監督っていうのをどんどんどんどん出来たっていうのは、
    すげえなって思いましたけどね。はい」
小栗「ありがとうございます」
勝地「いやいやいやいや」
“まあどうせ人気出たし、監督やったんでしょ、っていうふうに
絶対させないぞ!っていう思いで、みんながいてくれた”〜嬉しいですよね。
スタッフさん、皆さんの心意気というか、その気持ちが本当に嬉しいですね。
ここでありがちな5つの質問。
1 この仕事は幼い頃から目指していた・・・YES
2 どのジャンルの仕事をするときも譲れない自分の中でのルールがある・・・YES
3 ドラマ「東京DOGS」の現場で共演者の意外な一面を見た・・・YES
4 宝くじで3億円当たったとしたら、使い道は決まっている・・・YES
5 近い将来、叶えたい夢がある・・・YES
1について、小さい頃からドラマを見るのが好きだった。出たいと思っていた。
ここで勝地くんのデビューのきっかけを小栗くんが話します。
勝地くんのところはお花屋さん。そこでドラマの撮影があった。
当時、中1の勝地くん、それを見ていたら、主役の女優さんの会社の社長さんに、
「あなた、可愛いわね」と言われて、スカウトされた。
「きたな!」と思った勝地くん。家族からも驚かれた。
2について、楽しんでやること。
くさりそうになるときもあるかもしれないが、楽しんでやる。
小栗くんから見たら、やっぱり熱い。
頭がわかっていないと僕の体は動かないんです、という主張はする人。
3について、小栗くん、高倉奏というクールな役をやっているが、
現場で見たら鼻毛が出ていた。勝地くんに言われて、すぐに切りました。
4について、マンション買って、貸します(堅実・笑)。安定した収入がほしい。
「固いね〜」と大笑いの小栗くん。
5について、小栗くんが情けないキャラ、勝地くんが格好いいキャラを、
やりたい(今と逆)。
それから勝地くん、いろいろなコーナーに付き合ってくれて。
勝地くんが超格好いい上着を着てきたのに、その日台風で、
その上、吉高さんには「お父さんみたい」と言われたこと。
アメリカのシャワー、ざっくばらんだ。
小4の小栗くん、「ママと呼んでいるなんて、キモイ」と言われて、
その次の日から「おかあさん」と呼ぶようになった。
夢の中、現場でメイクもして芝居をしようとしているのに、
耳元から「旬さん、旬さん」とケンジくんから起こされる。
「ケンジくん、空気読めないなあ」と思って目が覚めると、ケンジくん、睨んでいる。
ケンジくんこそ、月キュンコーナー(撃ちまくりたくなった瞬間)を踏まえて、
ブログに、「最近旬さんを撃ちたいと思った瞬間」を書いたらいいと思う。
ケンジくん、書いてくれるでしょうか。楽しみですね(笑)。
そしてエンディング。
「月9」は、これからの三人(奏、マルオ、由岐)の関係、お楽しみに。
シュアリー・サムデイ」は、勝地くん、自分と似ている役だったので、
過去の自分と向き合えた。幅広い世代の方に見てもらって、熱くなれる映画。
また公開するあたりにも来てもらいたいと小栗くん。
小栗くんの「涼ちゃん」という言い方が可愛かったです。
しっかり兄貴と弟という関係の放送でした(笑)。
映画が情報解禁ということもあって、とても嬉しそうに映画の話をする小栗くんが、
印象的。とにかく今回は、いろんな意味で熱い小栗くんでした。