風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

東京DOGS 第8話

よく晴れました。
鶴瓶さんの「日曜日のそれ」について、昨日のコメント欄に、
mimosa さんがその様子を書いてくださいました(ありがとうございます)。
読んでみてくださいね。「可愛らしやろ」がいいですね〜(笑)。
そして竹栗さんが小栗くんの年賀状ポスターについて、
BBSに書いてくださいました(ありがとうございます)。読んでみてくださいね。
そちらは駅の構内に貼ってあるんですね。新聞に掲載されたものと少し違うそうで、
「万年筆を持った手」の方のポスターも、是非見てみたいです(笑)。


さて「東京DOGS」第8話、観ました。
とてもよかったですね〜。もう奏の気持ち、由岐の気持ちが、行き来して、
それがそのまま凄く伝わってきて、胸が苦しかったです。
これがまさに月キュンでしょうか(笑)。
でも本当にいつもながら、小栗くんの演技はちゃんと心に伝わってきて、
届いてきて、素晴らしいなと思います。吉高さんもよかったですね。
まず、ひとり起きてきた由岐にスープを手渡して、
「安心しろ、おまえは俺が守る」
守るという言葉は、奏にとっては、軽はずみな言葉ではないことが、
充分伝わってくるシーンでした。
そして由岐を皆で送っていくところ、コート姿でしたね〜。
神野の居場所を知っているという男が現れ、
すぐ警視庁へ戻る奏。走るとコートが翻って素敵でした(笑)。
でもその姿を切ない表情でみつめる由岐がいて。
今回は、あんなに磐石だった奏が揺れているシーンがたくさんありましたね。
そんな奏へマルオの言葉。
「由岐ちゃん、神野、気になっているのどっち」
そして捕まってしまった由岐を助け出そうとするところ。
神野の部下とも鉢合わせになって。
ここが凄くよかったです。
冷たく暗い倉庫の中、甲斐崎に引っ張られた手を振り解いて、
渾身の思いで叫ぶ「奏!」という由岐の声。
由岐のもとへ行きたい、しかし神野の部下の方を追いかける選択をした奏。
その後姿を、どんな思いで由岐は、みつめていたのだろう。
暗い倉庫の中から見える、明るい外の光、
追いかけていく、遠ざかっていく高い背の彼。
それは追いかけながらも、同じ思いだったであろう奏の気持ちも、
痛いほどわかって・・・。
音楽の入り方もよかったですよね。
切なくて、心掴まれたシーンでした。
結局、由岐も神野の方も取り逃がし、放心状態の奏。
パンをくれたマルオ、優しくて(ビニールごと食べちゃったけど)。
大友課長も。
奏 「初めてです。刑事になって初めて、判断に迷いました。
    迷いはミスを生みます。刑事、失格ですね」
大友「俺は迷う刑事の方が好きだけどなあ」
極めつけは、ママとカリンちゃん。
ちゃんと奏の異変に気付いて、差し入れを持ってきてくれましたね。
ママとカリンちゃんの度が外れた明るさが、堀川ではないですが、
泣けるほど嬉しくて。やっぱりさすがママだと思いました。
その後、例によって、吉村くんの相変わらずの突入でしたが、
でもお兄ちゃん、妹さんに、首に手を回されてました(笑)。
高倉家、伝統?の玉子焼おにぎり、ナルトおにぎり、そしてタコウィンナーも、
微笑ましかったです(笑)。
そして今度こそ、由岐を助け出すところ、二人の現れ方が格好よかったですね。
でも撃たれてしまって、主役だしと思っていたのですが(笑)、
やっぱりドキドキしてしまって、また撃たれ方が小栗くん、上手いので、
ちょっと心配しちゃいました。
そうそう、スマイルの誠司役のときも、撃たれ方、上手かったですよね。
それから無事に由岐を助け出し、甲斐崎も捕まえて、
撃たれた肩を押さえながら、半分上着を羽織っている奏。
こういう格好、素敵です。好きです(笑)。半分着ているところがいいんです。
痛手を負いながら、少し色っぽいと思います(笑)。
でもその上着は、ほどなくして、由岐が羽織っていましたけどね。
男性物の服を羽織る女の子も可愛いです。
その持ち主の愛が感じられますよね(笑)。
マルオ「俺はずっと言いたかった。あんたともあろうものが、なんで簡単に、
     甲斐崎に撃たれたんだよ。もう一丁、銃を持っていることぐらい、
     いつものあんたなら、警戒したはずだ。
     由岐ちゃんしか見えてなかったんじゃねえの」
由岐 「死んじゃったかと思った。よかった」
奏  「すまなかった。由岐」
由岐 「なにが」
奏  「戻るぞ」
もうしっかり奏の気持ちは由岐へ、由岐の気持ちは奏へ向かっていると思います。
今回、堀川、益子コンビも面白くて、勝地くん、コメディセンス、ありますよね。
ちゃんとお約束の小ネタも入っていて、楽しめました。
そして最後、神野が電話をしてきましたね〜。
私は声と口元でわかりました。神野は、○村○○ルさんですよね(笑)。
小栗くんとはドラマ、舞台でも共演していますし、
今、確か舞台中?だったでしょうか。出てくださって嬉しいです。
さあ、いよいクライマックスへ向かってきました。
父の仇として、そして由岐をめぐる恋敵でもある?神野との対決が、
楽しみですね。クリスマスの夜、という約束も、思いは駆け巡ります。
あと2回、しっかり楽しみたいですね。