風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

マーラー 交響曲第5番

とても暖かい日になりました。
以前ゆまさんから教えていただいていましたが(ありがとうございます)、
今日、「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 」の制作発表があるんですよね。
「踊る〜」のHPにも書かれていたと思うのですが、
これから、明日にかけてのワイドショー等、気をつけてみてくださいね。


さてバンクーバーオリンピック
明日の女子フィギュア、ショートプログラム、日本の三人娘さん、
是非、頑張っていただきたいですね。練習に培われた思い切った演技、
期待しています!最高の演技が出来ますように。
そのフィギュアスケート、今日はアイスダンスを見ていました。
優勝したカナダのバーチュー・モイヤー組が、
なんと「マーラー交響曲第5番」で滑っていて、
マーラー 交響曲第5番 第4楽章」といえば、
映画「ベニスに死す」で流れていた曲ですね。
この曲で滑るの?って最初思ったのですが、
これがもう本当に素晴らしい演技で、Liveで見ていたときは、
終わった後、少し涙が滲んでしまいました。
ゆったりと静かなんですけど、とても深く深く美しく、
かつ繊細でエレガントで情緒豊かに、心に浸透していくような曲で、
その曲に二人の演技がぴったりでした。
語り継がれるような演技だったと思います。
「ベニスに死す」は、DVDを持っているんですけど、
最後、疫病に侵された醜い化粧をした老作曲家が、
その美しい少年の姿を見つめるシーン。
ふとしたときに、その老作曲家に自分が重なるときがあったりして(笑)、
もうそのくらい突き抜けて美しい役をやってほしいなあ、小栗くん。
こちらが惨めで落ち込むくらい。
理想の美がその形として現れるような、儚げなのに、寄せ付けない凛とした美しさ、
高い背の細身の手足の長い小さな顔の、男性さえも嫉妬するような美しさ、
若さという傲慢さと誇り高さ、瞳の奥の決して穢れない透明な光、
舞台の小栗くんを見るたびに、いつもそう思うんですけど、
ああ、なんて美しい子なんだ、綺麗な子なんだって。
でも彼自身はきっと違う方向を向いていますよね(笑)。
久しぶりに「マーラーの5番」を聴いたら、ちょっと火がついちゃいました(笑)。