風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

オールナイトニッポン第148回

晴れていましたが、パラパラ雨も降りました。
16日のブログに書いた「日本放送映画藝術大賞」について、
カミママさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
この賞はある大学の映画同好会OB約130人が、
毎年個人的に決めるものなのだそうです。
公的なものではないということですね。書き方が曖昧で、すみませんでした。
でも、公的なものでないにしろ、選ばれたことは嬉しいことなので、
よかったと思います(笑)。


オールナイトニッポン」第148回、聞きました。
最初の第一声から、生田くんと一緒でした。
今日は2MCスタイル。生田くん、本日13回目の登場。
柴田淳さんのコンサートで会った話。そのときの生田くん、おしゃれだった。
そのとき小栗くんに誉められたので、今日は同じ格好(笑)。
柴田さん、アンコールはお客さんからの要望を聞くスタイル。
オーチャードホールということもあり、小栗くんは「アヴェ・マリア」を、
でも生田くんは「スリラー」は?という意見を出し、そこからは、
小栗くん、柴田さんが「スリラー」を歌う様子を思い浮かべてしまい、
ずっと笑っていた。
ということで、第1曲目は、マイケル・ジャクソンの「スリラー」(笑)。
そういえば、マイケル・ジャクソンのDVDを2年以上小栗くんへ貸している。
若干自分のもの(by 小栗)。
ここで、今回は録音です。現在、3月10日22時46分30秒。
来週、さ来週は生でお送りしますので、許してください。
二人会ってから、4年目くらい。生田くん、大人顔になった。
生田くんが思うラジオの良さは?
生田「やっぱ生放送でさ、今思ってることとか感じてることを、
    こうお客さんたちに伝えることができる場があるっていうのは、
    やっぱ羨ましいなと思いました」
小栗「そうですよね」
生田「いいことだと思います」
小栗「テレビの生放送とはまた全然違うもんね。テレビの生放送はさ、
    やっぱりそのう、番組としてちゃんと構成されてるけど。
    ラジオはやっぱりリスナーとのトークみたいなことになってくるもんね」
本当にそうですよね。今思ってることとか感じてることを直接伝えることが、
できる場所があったことは、生田くんから羨ましいという言葉が出ましたが、
ファンとしても、とても特別で恵まれていましたよね。感謝です。
小栗「なんだかんだでさ。あのう芝居以外のことで、テレビの番組とか、
    出ることあるけど。ここまでリラックスしている俺もそうだし、
    その斗真とかもね。ま、聞けなかったり見れなかったりするよね」
生田「リラックスしてるのは大きいかもしれないね」
そういう魅力、ありましたよね。小栗くん自身に対してもですが、
ゲストの方々も、普段はこういう感じの方なのねって思いました(笑)。
小栗プランニング(株)のコーナーを二人で終えて、
「I LOVE OGR Tシャツ」のことを、なんと生田くんが知らなかった事実が判明。
小栗「あれ?渡した気になってた。あはははは!」
生田「うっかりした」
小栗「うっかりだったね〜」
生田「うっかりしないでもらっていいかなあ」
そして生田くんへもプレゼント!だいぶ遅い。
去年の100回記念に作ったもの。松本くんにはあげた。
生田「俺より、I LOVE OGR の人いないと思うんだけどね」
小栗「ね。やっぱ、灯台下暗しというやつだよね。うん、やっぱり」
生田「そこにいたのかという」
小栗「うん、身内すぎて」
生田「あはははは!」
そうそう、生田くんほど、I LOVE OGR の人いないですよね(笑)。
ここで何故かシブガキ隊の「ナイナイシックスティーン」を歌いだす小栗くん。
生田くんに、Tシャツがナイナイと言いたかったのか、
何を言いたかったのか、見切り発車やめてくれると言われていました(笑)。
なんだかんだの流れで、ここからは生田くん中心でMC。
小栗くんにとって、オールナイトニッポンとは?
生活の一部。親しい人たちの間でも、水曜日はラジオだ、というふうになる。
一俳優が冠番組を持つと思っていなかった。3年3ヶ月も続くと思ってなかった。
続けたいと思っても、1年くらいかなと思っていた。
やめるという決断も自分から言わせてもらった。
小栗「やっぱりね。悲しいし、いざ終わると思うと、かなり寂しいですよね」
生田「そうだよね」
小栗「だた、3年3ヶ月やってきて、正直ほんとにしんどいときもあった」
生田「まあ、まあ、そりゃあね」
小栗「毎週、水曜になると、ちょっと憂鬱な気分になっちゃう、それこそ、
    スケジュールがすごくかつかつのときは、その時間でも、
    ちょっと寝かせてくれって、思ったりする瞬間もありましたよね」
生田「地方にさ、たまにロケで行ってたりすると、このラジオのために戻ってくるとか」
小栗「戻って来る場合もあるし、向こうで生放送でやる場合もある」
生田「うん、うん。大変だったと思いますよ。でもね、ほんとに3年前、
    一緒に夜飲みながら、飯食って話してるのと、今話してるのと、
    やっぱね、トーク力がね、上がってますよ」
小栗「そうなんだよね」
生田「それはほんとにもう、ものすごい上がり方をしてる」
小栗「それはね、確実にそうだと思う。だってずっと2時間さ、もちろん、
    うちの番組は凄くゲストが多い番組だったし、それこそ普段そんな簡単にね、
    ラジオのゲストに来てくださいよって言って、
    来てくれるような人たちじゃないような人たちも、ゲストに来てくれたのが、
    この小栗旬のオールナイトニッポンのひとつのね、良さではあったとは、
    思うんですけど。だけどね、人と話すのが得意になった」
生田「そんな感じがするよ、ほんとに」
小栗「ほんとに。ただね、相変わらず、笑いはとれないね」
生田「あはははは」
小栗「それはもう、しょうがないことだと思う」
笑いはとれなくて大丈夫です(笑)。
私は俳優さんとしては、寡黙で口べたの方もいらっしゃいますし、
逆にペラペラ喋る人はあまり得意ではなくて、
小栗くんの最初の頃の初々しい話し方もかえって好きだったんですけど、
でもやっぱり本当に、トーク力が上がって、今の時代、
やっぱり必要なことだったんだなあと思いました。それはよかったですよね。
小栗「友達(生田くん、藤原くん等)が来ると、やっぱ毎週、楽しかったよね。ん。
    で、疲れてるなあ、今日の俺って思ってて、でもゲストに友達来てくれると、
    かなりテンションあがる、みたいな。そういうのもすごくあって。
    ま、プロのラジオパーソナリティとしてどうかって言われたら、
    わかんないけど。ただ小栗旬という俺がやっているんだっていうところで、
    言えば、ちょっとこうラジオを私物化させてもらった瞬間っていうかさあ、
    俺らの遊び場としてやらせてもらっちゃった瞬間みたいなものもすごく、
    多かったから。でもそれが凄い楽しくて、やっぱそういう放送をした、
    次の日とかに、みんなから送られてくるね、メールとか見ると、
    なんか自分もその場にいるような、一緒に遊んでいるような感覚になって、
    面白かったです、みたいなメールをいっぱいもらえたりするわけ。
    ま、そういうのも、深夜1時3時というこの時間には、
    あってもいいのかなと思うし」
生田「そうだよね」
小栗「ん、だからなんか、ある意味、この3年3ヶ月やってきて。
    3年3ヶ月続けさせてくれるってことはさ、確実になんかこう、
    喜んでくれてるリスナーたちがいるからということだからね。
    そういう点では間違えてない方向で、
    来ていたのかなあなんていうふうにね、思いますよ」
生田「なるほどね」
小栗「で、実際、先々週の放送で、あのう、私3月31日をもってやめますという、
    話をしたら、すごいいっぱい皆さんが、終わってしまうことが寂しいというね、
    メールをいっぱいくれてて。それこそ普段、結構さ、3年3ヶ月もやってくると、
    あのう、メール職人ですよ、言ってもね。はがき職人、メール職人ね。
    このリスナーの名前よく見るなっていう人が、おもしろネタとか、
    バンバン送ってくるようになるけど。今回のね、
    やめてしまうのにはびっくりしましたというのは、見たことない、
    ラジオネームの人たちがすっごい多いわけ。それこそひとりはさ、
    いっつもトラックの運転手で、あのう、長距離で車を走らせてる、
    タイミングのときの放送は確実に全部聞いてきたっていう人からも」
生田「へえ〜」
小栗「メールもらったりして。え、そんな人も俺のラジオ、
    聞いてたんだっていう感じなんだけど。でもそういうときにほんとに、
    やっぱり皆が言ってくれることは、あのう、私もひっくるめてだけど、
    ラジオでしか聞けない小栗旬っていうのがいたから面白かったっていうね。
    でも実際そのラジオに来てる僕の友達たちも、ラジオじゃないと、
    こんなに聞けなかったっていう人たちが多いからね。やっぱそれはね、
    ほんとによかったし、ん。自分だから出来たことかなと思うところもあるしね。
    ん。まあ、だからなんかいざ、4月を迎えてみて、毎週水曜に、
    ここに来ないっていうふうな生活になってったときに、あらためて、
    実感するんだろうなって思うね。寂しくもあり、ま、自分の決断として、
    一度、そのルーティーンから抜け出したいっていうさ、そういうのが、
    あったから。やっぱりなんていうんだろ、わかんないけど、俳優ってさ、
    やっぱ不規則だし、ええ、
    ルーティーンになるべくなってはいけない生き物だと思うんだよね、俺。
    決まったことをやり続けるっていうような感じにはなっちゃいけない気が、
    してるわけ。っていうこともあってさ、その必ず俺は水曜日に、
    これをこうやるっていうことが、いいことでもあり、やっぱり悪いことでも、
    あって。でもいざ初めて3年3ヶ月やったら、もしこのままずーっと、
    続けてくんだったら、それがないっていう生活がないわけじゃない?
    逆に一度ないっていう生活をもう一度してみないと、またどんな生活に、
    なっていくんだろうっていう感じでね、こういうことをさせてほしいって、
    言っちゃったんだけど。前々から一度そういうふうにしたいって、
    言ったときにも、あのう、自分の中でその生活をもう一度してみて、
    また戻りたいと思って、戻ってこれるような環境があったら、
    戻ってきたいなんて話はしてんだけどさ。わかんないじゃない」
生田「まあ、そうだね」
小栗「何年後か、いざ、俺がやりたいって言ったところで、いやもう別に、
    小栗旬のラジオなんて、誰も求めてねえよって言われてしまうときが、
    あるかもしれないしね。なんとも言えないけどね。あのう、それこそ言ったら、
    なんていうの、ここまで、知名度もあったわけじゃない私をね、
    3年3ヶ月前に、ラジオパーソナリティとして、ちゃんと俳優という立ち位置で、
    いれさせてくれたっていうことが、かなりの財産ですよね。
    わかんないけどさ、この人、このまま俳優として、
    大成していくのかどうかわかんないみたいなことになってる状態であればさ、
    俳優小栗旬ですっていわずに、小栗旬っていうタレントっていうようなさ、
    形で出せばいいじゃん、ニッポン放送も、みたいなとこも、
    あったかもしれないけど。一応、演劇を通して伝えていく何かみたいなことも、
    すげぇ大事にやらせてくれたラジオだったからさ。だからいっつも芝居で、
    出会った仲間たちが来て、くだらないことも言いながら、芝居の話もして、
    とかっていうことが出来たのは、すげぇいいことだよね」
生田「なるほどね」
お友達が来てくれることに関しても、“ラジオでしか聞けない小栗旬
“自分だから出来たこと”〜本当にそうですよね。
本当に、“間違えてない方向”だったと思います。
リスナーとともに歩んで、とても大切な時間だったなあと改めて思いました。
そして“俳優ってさ、ルーティーンになるべく、
なってはいけない生き物だと思うんだよね”〜これはすごく共感します!
俳優という職業は、絶対、決まりきったことを繰り返したり、
安住してはいけないと思うんですよね。
だからこそ、どんどん大きくなっていくと思うので、
“ルーティーンになるべくなってはいけない生き物”という言葉も素敵でした。
ニッポン放送が、早くにパーソナリティに抜擢してくれ、
“ちゃんと俳優という立ち位置で、いれさせてくれた”ことは、
本当に本当に感謝です。本人もそうでしょうけど、
聞いていても、居心地の良い素敵な場所でした。
代読屋のコーナーでは、小栗くんへの言葉とみせかけて、
生田くんのこれからの映画、DVDの宣伝のオンパレード(笑)。
小栗「おかしくねえか」
生田「なんすか」
小栗「おかしくねえか。俺、若干泣いちゃうかもって思った俺を返してくれ!」
生田「あはははは!」
小栗「マジで、マジで」
生田「若干、目が潤んでましたね」
小栗「俺、きっとぐっとくるのだから、泣かないようにしようと思った、
    俺のあの気持ち、返してくれ!」
生田「あはははは!」
これは以前のお返しだそうです(笑)。こんな代読屋でしたが、
エンディングで、なんと「お疲れ様ケーキ」を持ってきてくれた生田くん。
HPに写真がありますね。

【 小栗旬のオールナイトニッポンHP 】

生田「ほんとにでも俺は、お疲れ様とありがとうと言いたい」
小栗「ありがとう」
生田「というわけで、私こんなもの用意しました」
小栗「何?」
生田「どうぞ持ってきてください」
小栗「ワーォ、すげえなあ」
生田「僕は10回記念のときに、10回も来てくれてありがとうということで、
    ケーキをいただいたので、僕が今日ここに来るのも最後というわけで、
    小栗旬さん、小栗旬のオールナイトニッポンお疲れ様でした、
    ケーキを(ファンファーレ)」
小栗「そしてね、もうここにさ、書いてあるから言うよ、ね。
    小栗旬のオールナイトニッポン首位おめでとうって書いてあるんだけどね。
    2月の、スペシャルウィークのときに、私、一等賞をいただいたらしくて、
    民放各局ラジオの、あのう、こう、誉められた(ファンファンーレ)」
生田「ははは、いやにざっくりした」
小栗「何って言ったらいい?表彰、表彰、パーソナリティ表彰」
生田「すごいよ」
小栗「小栗旬のオールナイトニッポン、終わることが決まったそのときに、首位獲得。
    もうちょいがんばりゃしばらく首位でいられたかもしれない。あはははは」
生田「それもちょっと格好いいじゃないですか」
小栗「すごいですよ。ほんとに」
生田「めでたい、めでたい」
小栗「これ何?フーと消せばいいの?」
生田「フーと消しちゃってこれ」
小栗「ありがとう!斗真、いろいろありがとう!」
生田「こちらこそ!」
小栗「もう二度会うことはないかもしれないけども」
生田「あはははは」
小栗「せーの。フー」
生田「よっ!(拍手) 小栗旬さんお疲れ様です」
小栗「ありがとうございます」
そうなんだ、首位を獲得して表彰していただいたんですね。おめでとうございます!
生田くんからの「お疲れ様ケーキ」もとっても嬉しかったですね。
二人の様子が目に浮かんでくるようでした。
そして「人間失格」の話を聞いて、
また二人のラジオ、できたらいいねという話になり。
小栗「それでは今夜はこのへんでお別れしたいと思います。
    よい夜明けをお迎えください。斗真、どうもありがとう!」
生田「ありがとう!」
小栗「小栗旬と」
生田「生田斗真でした」
小栗「バイバイ」
生田「バイバイ」
小栗くんが「うちのオールナイトニッポンにね、斗真が13回も来てくれたって、
いうことだから、なんかこう作ってきた空気っていうのがあってね。
それがすごくよかったんじゃないかなと思いますけれども」と言っていましたが、
その空気は聞いていても、すごく感じられ、微笑ましく楽しかったです。
生田くんの「オールナイトニッポン」での初登場の回が流れたり、
花ざかりの君たちへ」のテーマ、「イケナイ太陽」も流れて、
13回分のテープを26時間かけて、二人で聞いて、お酒を飲みたい、
それを5年ごとにしたい、なんていう話も出ましたが、本当に仲良しの二人でした。
特に、生田くんはJ事務所とは思えないほど(笑)、
くだらないことも、本気でしっかり付き合ってくれて、
小栗くんの甘えたわがままも受け止めてくれて、
こちらからもお礼を言いたいくらい(笑)、いい友だちですよね〜。
そんな二人の様子を少しでもこうやって、ラジオで聞けたことは、
とても楽しくて嬉しいことでした。
生田くん、これからも小栗くんのこと、よろしくお願いします(笑)。