風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

オールナイトニッポン第149回

雨の日が続きます。
オールナイトニッポン」第149回、聞きました。
熱スタジオのはずが、山の天候のせいで、東京からになりました(笑)。
映画「岳」の撮影で、毎日毎日山に登っている。
山は難しい。登って上まで行っても、天候が急に変わってしまって下山とか、
風が強すぎて早めに降りなきゃいけないとか、本当に大変。
東京DOGS」が終わってから、山へ向けてのトレーニングをした。
山登り、クライミングの練習。3ヶ月弱。少し悔しい気持ちもある。
洋画「バーティカルリミット」のメイキングでは、もっとトレーニングをしていた。
一番最初に、八ヶ岳の硫黄岳に登った。風速16メートル、吹雪。
痛い、痛い、と言いながら、頂上まで登った。これが過酷な登山だったので、
それ以降は気持ちよく登れている。
最終的には奥穂高3190メートルの頂上に立つ予定。
小栗くん、頑張ってますね。
バーティカルリミット」見たことがあるような気がします。
山の映画ですね。ものすごい怖い映像でした。
見てるだけで足が震えるような(私、高所恐怖症なので・笑)。
この2週間はとにかくよくDVDを見た。
サマーウォーズ」(2時間の中で5回泣いた・笑)、
「フィッシュストーリー」、「重力ピエロ」、
「グッド・バッド・ウィアード」(スキヤキ・ウエスタンちっくな映画だった)。
1曲目は東方神起の「どうして君を好きになってしまったんだろう」
小栗くんの新しいマネージャーくんが、この曲を雪山で聴いたとき、
「雪山でこれは、マジ鉄板っすね」と言った。
どこかどう雪山に鉄板なのかわからない(笑)。
山岳ガイドの大森さん、いろんな山のことを教えてくれる。
小栗「このおじちゃんがね、不思議な面白いおじちゃんでね。酒飲みなんだけどさ。
    山の人っていうのはみんなだいたい酒を飲むんだね、まず。
    だってさあ。ねえ、旬ちゃん、凄い深刻な顔で近づいてきて、
    なんかあったのかなと思ったらさ。
    山になんの酒、用意しとけばいい?・・・そこ?今そこ?みたいな。
    そういうことが結構ある方なんですけどね」
山が好きで、山を登り続けている人たちの気持ちを、たかだかこの数ヶ月で、
わかったつもりにはなれないかもしれないが、何故登るのかとか、
一流のガイドさん、救助している人たちにも会って、
話を聞いていると、なるほどなあと思うことがある。
山のガイドさんは皆さん、余裕とゆるさもあり、賑やかで、
いつどんな状況になるかもしれない山に登っているのに、懐広いなあと思う。
小栗くん演じる三歩もそういうキャラクターなので、
そういうふうになっていけたらいいなと思う。
長澤まさみちゃんとは久しぶりの共演。映画では7年ぶり。
ロボコンのときは、小栗くん、20歳、まさみちゃん、15歳。
小栗「大人になったなあ、まあちゃん。大人になった。ん。だってね、
    それはまさみちゃんとこの間も話してたんだけど。彼女がロボコンのときは、
    ほんとに、それこそ15歳のさ、あのう少女で。で、その後、
    やさしい時間というドラマのね、現場に俺も隣のスタジオで撮ってたから、
    挨拶しに行ったら、人見知りされちゃって、まあちゃんにすごい。
    なんか、あ、まあちゃん、元気?ぐらいで。で、去年、
    天地人で久しぶりにお会いして、二人でのシーンも結構あったから、
    いろいろ話してたんだよね。なんかこんながっつり話す機会がなかったから、
    久しぶりに会ったら、まあ、なんか、変わってなかったなあ。
    まあちゃんのまんまだったっていうか。まあちゃん、なんか大人に、
    外見は凄い大人になってたけど、なんか、まあちゃんのままで。
    ちょっとほっとしましたね。私としては」
昔々、「ロボコン」の宣伝用の動画があって、
小栗くんと塚本くんが、話しているものだったのですが、
そのとき、「まあちゃん」って呼んでたんですよね〜。
そのときもまさみちゃんの人見知りの話をしていたような記憶があるのですが(笑)。
そうか、小栗くん、20歳、まさみちゃん、15歳のときの「ロボコン」だったんですね。
「まあちゃん」っていう言い方が、なんだか優しくてよかったです。
今回は、いろんなコーナーのファイナルということで、
「甲乙つけがたい」のコーナーでは。
デートするならどっち?道明寺司か花沢類。
小栗「これは花沢類でしょ。優しいもん、だって。道明寺とデートしたら、
    ドキドキハラハラだもん。しんどいよ」
実際に会えるならどっち?織田信長坂本龍馬
小栗「難しいなあ、これ。坂本龍馬かなあ。う〜ん。織田信長も、
    凄い会ってみたいけど。なんか坂本龍馬の時代を本気で変えようとした、
    エネルギーみたいなものの方が見てみたいかな。
    どっちも志は同じなんだけどね。ただ時代が違うから、
    やり方が違うっていうだけなんだよなあ。どっちも会ってみたいけどなあ。
    織田信長、怖そうだから」
手懐けるとしたらどっち?虎かパンダ。
小栗「完璧に手懐けられるのなら、虎。ね、だって俺さ、おはようございま〜すって、
    虎に乗って現れたらヤバイっしょ。んふふ。ねえ。あ、小栗くん、
    今日、虎で来たの、みたいな。ええ、そうっす、そうっす、みたいなさ」
挑戦するならどっち?富士山登山かフルマラソン
小栗「今なら富士山登山かな。ん。だってフルマラソンって大変じゃん。
    42.195キロだよ。6時間とか走るんだよ。6時間走りたくないでしょ。
    ムリムリ、6時間走るとか、考えられない」
他に「小栗プランニング(株)」「小栗温泉」等のコーナーがあり、
生電話では、相変わらず丁寧にわかりやすく話しながら、相談に乗っていました。
こういうときいつも感心するのは、
見方が一方向ではないこと、そういうことは僕にだってあるよと共感してあげること、
自分の意見を押し付けるのではなく、こういう道もあるけど、
こういう考えもあるけど、それからその本人自身の考えを導いてあげるというか、
そして優しいフォローもあり、素敵だなあと思います。
「千の質問」では。
Q たまに名前が出てくるY氏(マネージャーさん)をひと言でいうとどんな人ですか?
A 小栗「Y氏をひと言でいうと?う〜ん、まあ、30過ぎて、あのう小栗旬のために、
     意外と人生捧げちゃった人だと思うよ。んふふ」
Q 今取りたい資格はありますか?
A 船舶。スキューバダイビング。
Q 高校生に戻れるなら、何に夢中になって青春したいですか?
A バンドと野球と勉強。
Q 今まで一番長く起きていたのは何時間?
A 48時間くらい。それこそ2007年は寝たか寝ないかわからない状態だった。
Q 学校の給食で大好きだったメニューは?
A いっぱいある。牛乳がついていたことは大事。
Q このラジオをやっていてよかったなあと思うことは?
A 小栗「すべてだね。ん。ラジオというメディアに携われたということが、
     最高によかったことだしね。あとはほんとにね、あのう、
     ほんとにいろんな人から、喋るの上手くなったね、とは、
     言われるんだよね。ん。それはやっててよかったんじゃないかなあ、ん」
水嶋ヒロの弱点をさがせ」のコーナーは、水嶋くんにバレてたそうです(笑)。
そして旬のオススメメニューは、
SUPER BUTTER DOGの「サヨナラCOLOR featuring 忌野清志郎
とてもいい曲でした。


サヨナラCOLOR


そこから旅立つことは とても力がいるよ
波風立てられること 嫌う人ばかりで
でも君はそれでいいの? 楽がしかたっただけなの?
僕を騙してもいいけど 自分はもう騙さないで
サヨナラから始まることが たくさんあるんだよ
本当のことが見えてるなら その思いを僕に見せて


自分を貫くことは とても勇気がいるよ
誰もひとりぼっちには なりたくはないから
でも君はそれでいいの? 夢の続きはどうしたの?
僕を忘れてもいいけど 自分はもう離さないで
サヨナラから始まることが たくさんあるんだよ
本当のことが見えてるなら その思いを捨てないで
サヨナラから始まることが たくさんあるんだよ
本当のことが見えてるんだろ その思いよ 消えないで
その思いを僕に見せて


なんだか今の心境に重なる詩ですよね。
ん。彼の夢の続きを見るために、サヨナラからまた始まっていくんですよね。
そしてエンディング。
来週はいよいよ最終回。2時間、精一杯頑張るので、メール、はがき、
どしどし送ってください。最後の生放送、このチーム全員で作り上げていきましょう。
極力、みんなといっぱい、お話がしたい。ついにきたなという感じ。感慨深い。
今まで送られてきたメール、ほとんど目を通させてもらっている。
みんな、ありがたい。普段、テレビ、映画、舞台では見れない小栗旬が、
ずっと見れてきた3年3ヶ月だったという意見がとても多い。
自分にとってもそういう場所だった。
ダラダラ話をしてこうしてみんなと夜中の3時を迎える。
このまま仕事場に行ったこともあったし、家に帰って、寝れなくて、
7時頃まで起きてたこともあったり、ゲストによっては、この後、飲みに行ってたり、
スタッフのみんなとも飲みに行ったりした。
小栗「なんだか不思議な水曜日でしたね。ん。俺にとっても、
    ちょこっとおつまみっていう感じのね。酒の肴みたいな、番組でしたけどね。
    ドラマとか映画、映画は1本でもう終わりだけど。ドラマとか舞台ね、
    やってると、千秋楽というのが舞台にはあって、ドラマにも最終回があるけど、
    なんか違いますね、またね。あの、この最終回というのは、
    またなんかちょっと違いますね。それを来週迎えるということで、
    皆さん、また温かくね、2時間、お付き合いいただければと思います。
    まあ、来週はほんとにみんなといろんな話したいなと思うんで、ええ。
    とにかくバンバン、メール送ってください。さ、それでは今夜はこのへんで、
    お別れしたいと思います。よい夜明けをお迎えください。
    小栗旬でした。バイバイ」
今回は、なんだかすごく元気な声でした。声までも前を向いてる感じ(笑)。
そしてその言葉と声音に、感謝と優しさが、散りばめられているようで、
少し胸がいっぱいになってしまいました。
この声を聞けなくなるのは寂しいけれど、拍手で送り出してあげたいですね。
来週の最終回、大切に大切に心を込めて聞きましょう。