風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

華のある俳優

雨が降っています。
本屋さんへ行ってきました。
「SWITCH」は見当たらず、「BARFOUT」はすごく斬新だったんですけど、
すみません。置いてきちゃいました(笑)。
とってもアートな感じで、それこそNIKEの靴の素材が洋服になっているような、
昔のギリシャかローマの兵士のような、そんな雰囲気の写真だったんですけど。
これで十字架にはりつけにされたようなポーズがあったら、
買ってきたかもしれません(笑)。
それで、1冊も買ってこないわけにもいかず、
どうしようかなと思ったのですが、「オトナファミ」を買ってきました(笑)。
「踊る3」で9ページ。鳥飼くんのページは2ページ。
何を考えているのかわからないような、でも理知的な感じで、
ソファに坐って、足を組んでいる鳥飼くんです。
鳥飼くんのことを小栗さん自身はどう思います?という質問に対して。
小栗「僕は嫌いなタイプです。だってふつうに絡みづらいですもん(笑)。」が、
可笑しかったです。
小栗くんが嫌いな鳥飼くん、私は好きですよ(笑)。


そしてこちらの地方では先週の金曜日深夜から、
「RAINBOW」が始まったので、録画して見てみました。
前にネットで見た漫画よりは、若干過激じゃなかったような気もしますが、
う〜ん、という感じ(笑)。
小栗くんの声はもう小栗くんではないようで、
これは他の声優さん同様、役によって声を変えるということでしょうか。
俳優で声優をやる場合、やはり俳優だからこその声が必要だからやるのかなと、
思っていたのですが、あまり小栗くん本来の声が残らないとなると、
もはや声優さんという感じですね。それはそれでいいことなのかな。
結局上手いということになるのかな。
本人が好きな漫画だったから、いいんですよね。きっと(笑)。


さてこの頃、よく映画やドラマの感想巡りをしているのですが、
ある俳優さんと監督さんのタッグについて、たとえ相思相愛だとしても、
この監督さん(凄く著名な方です)は、この俳優さんの一番の魅力である、
“華”を消してしまっている、という文章がありまして、とても共感しました。
そうなんですよね。演技力とかは努力や経験で、どんどん向上していくと、
思うのですが、その人に華があるかどうかは、努力ではどうにもならない、
もともと備わっている天性のものだと思うのです。
蜷川さんが初めて小栗くんを主役に抜擢した「間違いの喜劇」、
それはもう主役に充分すぎるほどの華があって、オーラがあって、
とてもとても美しく、まだまだ知名度の低かった小栗くんを、
「中心にくるべき俳優」としていち早く起用した蜷川さん、さすがと思いました。
その誰でも持っていない華を、大事にしてほしいなあと思います。
「RAINBOW」のように、これはアニメですが、泥臭く熱い物語が、
本人は好きかもしれませんが、やはり魅力の大きな位置を占める、
華をいかした役もやってほしいですよね。
舞台ではほとんどそういう役が来ています。
オーランドー、アンティフォラス、エアロン、カリギュラ
佐々木小次郎もしかり。
映画でも、ドラマでもいいんですけどね〜。
数少ない華のある俳優さんだと思うので、どんなに凄い光りを放つのか、
是非、見てみたいです。