晴れたり曇ったりしています。
今朝、めざましテレビでも特集がありましたが、
ショパン生誕200年ということで、
みにーさんから教えていただいて（ありがとうございます）、
3日のBShi での「今日は1日ショパン 10時間の生放送」を、
10時間、録画しました（笑）。HPはこちら。
まだちゃんと見ていないのですが、「のだめカンタービレ」を観て以来、
ずーっと聴いている、「ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調」は、
この放送時、皆さんからの投票で、見事第1位に輝きました。
本当にショパンの魅力が全部詰まった、素敵な曲です。
まだ投票は受け付けているんですね。
最終結果は10月のショパン特集番組で発表だそうです。
そこで、第4位の「幻想即興曲」のところで、ショパンを弾く上での、
難しさの話になり、ピアニストの小山さんが興味深いお話をされていました。
ショパンは超絶技巧のような難しさはないが、絶えず綺麗に、
美しく歩くとか、そういう難しさがある。
人間の所作のすごく洗練されたもののように、
一番難しいかもしれない。〜なるほどなあと思いました。
だからこそ、あんなに美しいんですよね。
そうそう（はい、ここからはまた小栗くんの話になってしまいますが・笑）、
ただ背が高いとか、足が長いとか、細身とか、
それだけでは美しくはならないと思うのです。
やはり所作が美しくないと、あんなにうっとりはしません（笑）。
バレエを教えていらっしゃるお母様の影響か、
背筋がピンと伸びて、立ち姿が美しく、歩き方もカツカツと大股で、
本当に惚れ惚れするのは、そういう理由があるためだと思います。
そして手の動きも、しつけが行き届いているせいもあるかもしれないのですが、
ふとしたところで、雑じゃないというか、綺麗な運びで、
長い指とも相俟って、心持っていかれますよね。
蜷川さんが、「小栗は黙っていれば貴族に見えるから」、
「イギリスでも通用するある種の品のよさを持っている」と仰っていましたが、
「カリギュラ」で、どんなに下品に振る舞うシーンでも、
皇帝の気高さ、品のよさが透けて見えたのは、蜷川さんとしては、
きっと思惑どおりだったと思います。
本人は「愛子の会いたいYOU」のときに、「僕は雰囲気系です」と言っていましたが、
雰囲気こそ大事なんですよね。
そして雰囲気が格好いい人はたくさんいますが、
雰囲気が美しい人、若い俳優さんの中では、ほとんどいないと思います。
ショパンの旋律のように、所作の洗練された、
驚くほど美しい雰囲気が出せる数少ない俳優さんに、小栗くんは数えられると、
思うので、次回作は何かわかりませんが、
そういう雰囲気を活かした役をやってほしいです。できたら舞台で（笑）。
私はいつも思うのですが、絶対できないことですが、
一度、小栗くん自身が肉眼で、舞台に立っている小栗くんを、
観るといいんですよね。どんなに選ばれたもののオーラに包まれ、
しなかやに美しく躍動し、輝いているか。
美しくて何が悪いのでしょう、と思ってみたり（笑）。芸術の一部だと思うのですが。
徹子さんも、「お綺麗なのは、やっぱりあなたの持ってらっしゃる精神的なものが、
表に出ているんだと思いますからね」と言ってくださいましたよね。
もっと美しいことを自覚して、誇りを持ってほしいと思います。
私のものすご〜く個人的な意見としては、必要もないのに、
外見をいわゆる男らしく鍛えるのは、かえって男らしくないと思ってしまう（笑）。
三歩くんには必要だったので、俳優さんとして身体を変えたのは凄いと思いますが、
次回作が待ち遠しいです。
エアロンをやるときの小栗くんと蜷川さんとの会話が、
ある雑誌に掲載されていました。
小栗「この間、筋肉つけようと思って筋トレに励んでいたら、
蜷川さんに“これ以上するな”って。」
蜷川「必要以上に筋肉つけるとバカに見えるじゃない（笑）。
エアロンの植物のような蒼さと強さをもったセクシーな魅力が、
タモーラの心を捕らえたんだと思うんだ。」
蜷川さんに全くもって同感です！私の心も捕らえられました（笑）。
小栗くんをエアロンに起用するということは、そういうことですよね。
今までのような黒人の筋肉モリモリのエアロンにしていたら、
あのイギリスでの高評価は得られなかったと思います。
私はあの体型、骨格、ライン、スタイルの良さは100年にひとりだと思うのですが、
もはや芸術の域だと思います。
大きな武器であるそれを封印する意味はないと思います。
もう三歩くんが終わったら、三歩くんの体型を活かす役ではなく、
本来の体型に戻った役をやってほしいです。
美しい仕草に、三歩くんの体型は似合いませんよね（笑）。
年齢を重ねるにつれ、体型も変わってくると思いますが、
若く美しいとき、今しか出来ない役を是非やってほしいです。
すみません、自分自身心が狭いなあと思いつつ、
ずっと思っていたこと、ついつい書いちゃいました（笑）。
ショパンからも随分離れてしまいました（笑）。
