風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

空が好きです

雨が降りそうな空です。
「Men's JOKER 6月号」買ってきました。

【 amazon.co.jp Men's JOKER 6月号 】

小栗くん、表紙とカラー3ページ。とてもとても素敵でした〜。
もったいない、もったいなあ〜い(笑)。
これほどの雰囲気を持っていて、ナチュラルに撮られているのに、
すごく魅力的で、若さと深さが同居するこの役者さんを、
今使わなくてどうするっていう感じです。
素敵な作品に出会ってほしいなあ、本当に本当にそう思います。
インタビューは「シュアリー・サムデイ」についてでした。
私は表紙の写真が好きです。瞳が強くかつ澄み切っていて、
ラフなのに、スタイリッシュで清潔感と透明感があって、
鎖骨も綺麗でした(笑)。


さて5月8日に、久々に小栗くんの携帯ブログの更新がありました。
読んでいるとついにっこりしてしまいます。
小栗くんは文章が、どこかユーモアがあってというかチャーミングですよね。
この「よね」連発のものとか(笑)。そんな可愛い感じの文章が好きです。
2007年に「テレパルf」という雑誌で、
「旬感フォトグラフ」という連載をしていました。
小栗くんが撮った写真が3枚ずつと、小栗くんの書いた文章が載っていました。
途中で雑誌が休刊になってしまい、9回までの連載でしたが、
なかなかよかったんですよね。
以前もそこから文章を書き出したことがありましたが、
今回、もう少し詳しく(といってもほんの少しですが・笑)、
書き出してみようと思います。
写真は、3枚のうちから1枚を選んで、写真に添えられた文章と、
その写真の説明(言葉足らずですが、頑張って想像してみてください・笑)を、
書いていこうと思います。


<Vol.1>
自宅にて。
(毛布をまくらに気持ちよさそうに眠る愛犬さくらの写真)


あなたは何色ですか。
この先の未来なんて分かるはずもないことだと、
十分にわかっていながらも、ふと自分の色を探してしまいます。


小栗旬、23歳、O型、やぎ座、
つまづくことも、倒れることも時にはすんげぇーダッシュとかしてみたりするけど、
良ければフォローミーってことで旅は道連れ、ではではよろしく。


<Vol.2>
ランドセントラル駅にて。
(モノクロで、滲む人影、灯り。駅を行き来する人々の写真)


冬のニューヨークは寒いけど、不可思議な魅力とパワーがみなぎっている。
ふたりで美味しくイタリアンをいただきました・・・ってなんか、
小学生の日記みたいになっちゃったけど、書きたいことはいっぱいなのさ。
花より男子2でのニューヨークロケより)


<Vol.3>
さくら立派に育ってます。
(モノクロで、しっかり正面をみつめる愛犬さくら。
 まっすぐな瞳が可愛くかつユーモラスな写真)


見まくってきた。「MOMA近代美術館」
アートって本当にパワーがいるね。なんだろう、あの対峙したときの感じ。
作者が「かかってこいよ」って言っているんですよね。
花より男子2でのニューヨークロケより)


<Vol.4>
あんまり空が素敵だったから。
(遥かにいわし雲が広がり、青い空が夕焼けに染まる寸前の写真)


俺のくだらない行動にいつも付き合ってくれました。
そして一緒によく笑いました。


<Vol.5>
桜咲き乱れております。
(緑の中、流れるように咲く桜の写真)


僕は今、大阪にいます。随分と春になりましたね。
えっ、なぜ大阪にいるかって?それは教えない!


<Vol.6>
この空やばいでしょ。
(鉄塔、電線、黒い雲間から差す光、夕闇へ向かう空の写真)


いや〜、本当に楽しかったな〜、このふた月。
すごく集中できたし。というわけで、
この感覚が正しいほうにいったのか、間違ったほうにいったのかは、
皆さんもいっしょに映画館で確かめてください。
いい映画になってるといいなぁ〜!(クローズZERO 1 撮影後)


<Vol.7>
やっぱり空が好きです。
(眩しい緑の木々の間から見える、綺麗な青い空の写真)


まずは「お気に召すまま」の話から始めようか?
今回はすごく良いものを皆さんにお届けできると思いますよ!
演劇的にクオリティーの高いものにできてるんじゃないかな?
やっぱり再演ってだけあって、スタートの時点からある程度形ができているので、
後は世界観を広げていくだけというか、舞台の構造を深める時間が、
豊かにあるって感じですね。やっぱり舞台の稽古は楽しいなぁ。
芝居が毎日できるって、本当に俺は楽しくて仕方ありません。


<Vol.8>
しづ、ドアップ、キューティクルでしょ?
(毛並みのキレイな愛犬しづのドアップな写真)


日ごろ感じる空気のにおいとか、風とか天候とかにすら、
敏感に、そして素直に反応できなくなっているからだろう。
そんなことも感じない男がどうやって人の気持ちを察したり、
感じたり、揺れたりできるのだろうか?と思ってしまう。


今の自分を支えていられるのは結局、
この環境は自分がチョイスしたものだという使命を背負っているからである。


<Vol.9>
またキレイなの撮っちゃった。
(ピンク、橙、茜色の夕焼けの空の写真)


みんなもつらいとき、苦しいとき、痛いとき、楽しいとき、嬉しいとき、
ドキドキが止まらないとき、何かに向かってるとき、
とにかく日々日常のせわしなくも儚い時の流れの中で感情に流されながら、
生きてるよね。でもこれは、自分が人間であることを嬉しく思う、
普段の生活の中にあるごく普通の幸せだと僕は思います。


何が言いたいかっていうと、幸せって見逃しちゃうことが意外と多くて、
でも見逃さなければ結構いっぱいあるんじゃないかなってこと。
だから、皆さんにも幸せを逃さずに生きていただけたら嬉しいし、
素晴らしいと思ったりしました。


俺は空が好きです。この空の下、皆さんの毎日も幸せであるように。
んじゃバイバイ。ガンバロ〜ぜぃ。


結局空の写真ばかり選んでしまいましたが(笑)、
あの2007年のものなので、少しの文章でもだんだん追い詰められていくような、
忙しくなっていく様子がわかりますね。でもちゃんと空を見る心があって、
そこへ何を求めていたのだろうとか、切なくもあり、ほっとしたり。
私も空が好きです。
驚くほどいろんな表情があって、まだ見たことのない空、雲を発見したり、
浄化される、畏怖の念を抱く、ただ美しいと感嘆する。
そして繋がっているという思いもある。離れた土地で、同じ空を見る思いですね。
今はきっと、思う存分空を見ていると思うので、
この平地から、その高い空へも、繋がっているんですよね。
そうそう、「旬感フォトグラフ」では、小さく小栗くん自身の写真も、
載っていて、「花より男子2」のあたりでは、可愛い白い耳あてをして、
女の子みたいに写っている写真があって、とっても可愛かったです。
本人がふざけて撮ったみたいでしたが、今はもう、
なかなかああいう写真は撮らせないと思うので、いい思い出ですね(笑)。