風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

ギャラクシー賞

よく晴れました。
あさみんさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
こちらのサイトに、シュアリー・サムデイの記事(小栗くんのインタビューと画像)が、
あります。見てみてくださいね。

【 web 雑誌 今月の顔 小栗旬 】


そして小栗くんが出演した年賀はがきのCM が、
ギャラクシー賞(優れた番組に贈られる放送批評懇談会主催の賞)の、
CM部門、大賞に選ばれました。昨日その発表と贈賞式が行なわれたそうです。

【 ギャラクシー賞発表と贈賞式行われる 】

【 ギャラクシー賞 受賞作品一覧 】

第47回ギャラクシー賞 CM 部門
<大賞>
郵便事業 平成22年用年賀はがき シリーズ「気づく(小栗さん・栄倉さん・寺尾さん)」「贈る(小栗さん)」「受け取る(小栗さん)」
郵便事業電通東北新社
<優秀賞>
RKB毎日放送 RKBラジオ シリーズ「夫婦篇」
RKB毎日放送電通九州/パイロン)
資生堂 UNO フォグバー シリーズ「平成遣欧使節団篇」「テニス篇」「4人で歩いている時篇」「タクシー篇」
資生堂/シンガタ/電通/トレードマーク/スプーン)
<選奨>
江崎グリコ OTONA GLICO アーモンドプレミオ/バンホーテンディアカカオ シリーズ「兄妹の今(兄の想い)篇」「フライト篇」
江崎グリコ/シンガタ/電通関西支社/東北新社)他


やっぱり小栗くん、CM には恵まれていますよね(笑)。年賀はがきのCM 、
とても優しい温かい雰囲気のCM で、小栗くんも本当に自然な演技で、
とてもよかったです。大賞、おめでとうございます。
それからUNOが優秀賞、グリコが選奨に入っていて、こちらもよかったですね。
CM はまず商品ありきですから、それをいかに印象的に、心に残るように、
しかも後味爽やかにというか、短い時間の中で表現するのは大変だと思います。
格好よさだったり、面白さだったり、優しさだったり、
いろんなことが要求されますよね。
CM の場合、日頃の小栗くん自身の印象というのもあります。
好青年という雰囲気が伝わってくるのも重要なポイントですね。
もちろん商品が売れなくてはいけませんし(笑)、
こういうところで評価されることは、とても喜ばしいことだと思います。
それから小栗くんのインタビュー、小栗監督のなんと格好いいこと!
これはあれですね。「ある若き監督の日常」とかいうドキュメンタリー映画にしても、
お客さん、入るんじゃないですか(笑)。
いつものように、インタビューはササーッと読んだのですが、
今度は3年後くらい〜って書いてありましたね。ちょっとサイクルが早いかな(笑)。
それこそ小栗くん、CM には恵まれているのですが、
特に、映画に恵まれていないんですよね(笑)。
2007年の「カリギュラ」のように(これは舞台でしたが)、
もっと小栗くんの前に大きな大きな壁のような役が向かってきたら、
それを乗り越えようと、監督業は一時忘れて(笑)、
立ち向かっていくと思うのですが、そういう役がまだ来ない。
私は小栗くんがメジャーになる前は、よく新人監督さんの作品に出ていて、
別に新人監督さんも素晴らしい方がたくさんいらっしゃると思うのですが、
でもメジャーになったら、きっといろいろと著名な監督さんと、
組ませてもらえるのかな〜と期待していました。
それがそれほど変わらないというか(笑)、依然として、
テレビからの監督さんだったり、結局、三池監督と古厩監督くらいなんですよね。
「踊る3」と「岳」はまだ観ていないのでわかりませんが、
映画初主演で、著名な監督さんと組ませてもらう若手俳優の方もいるのに、
是枝監督、行定監督とかの作品の中での小栗くんを観てみたいなあと思います。
著名な監督さんの作品がすべていい作品になるとは限らないのですが、
でも洋画の世界でも、認められた俳優さんは、どんどん一流の監督さんとの、
仕事が入ってきますよね。
ときどき、若くて容姿端麗で演技力もある小栗くんは、有名になってかえって、
目の上のたんこぶみたいな位置になってしまったのかなと思うときがあります。
でもどんなしがらみ、力関係があろうとも、若く美しく才能があり、
遥かに可能性のある小栗くんこそ、どんどん使われるべきだと思うんですよね。
舞台では、蜷川さんという大きな後ろ盾があったので、
作品には恵まれていましたが、その舞台も全然これからの話が、
聞こえてきませんし、小栗くんが監督を楽しそうにやっていることは、
とてもいいことなのですが、やっぱり若いこのときの時間がもったいない。
その蜷川さんも「世界のトップクラスの、20代の俳優はさ、
もっと凄い仕事いっぱいやってるわけだから、
そういう仕事の中に頭突っ込んで、互角の勝負ができるような、
仕事をしてほしい。小栗にはそれだけの肉体的な魅力も、
それから知性だってあるわけで」と仰っていましたよね。
クリント・イーストウッドのように、70歳過ぎても立派な監督にはなれます。
小栗くんが目をキラキラもギラギラもさせて、悩んで悩んでやつれながら、
全身全霊をかけて、その役に向かっていくようなそんな役、
それともドキュメンタリーのように、ごくごく自然な演技を要求されるような役、
とにかく今までにない演技を要求されるような役を経験してほしい。
小さな事務所ですがいろんな圧力に負けずに、小栗くんが、
素晴らしい役、素晴らしい作品に巡り会えますよう、切に切に願っています。