風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

降り注ぐような溺れるような音楽の中で

爽やかな秋晴れです。
今朝「朝ズバッ」で、「獣医ドリトル」の挿入歌がmiwaさんに、
決まったと放送していました。「獣医ドリトル」のHPには、
miwaさんからのコメントもあります。

【 獣医ドリトル HP 】

miwaさん、小栗くんの事務所の方ですよね。
「朝ズバッ」でほんの少し流れましたが、なかなかよかったですよ。
ドラマは音楽、大事ですよね。小栗くんの出演作品で思い出してみると、
Summer Snow」のパンフルートの音色とか、
救命病棟24時」のドリカム、「キサラギ」「東京DOGS」は、
ときどきニュースのBGM とかに流れていて、ドキっとします。
花より男子2」では、第4話、宇多田さんの曲が、類と静さんのシーンで流れて、
「嬉しかった」と小栗くんが言っていましたよね。
そしてドラマをきっかけにその曲を知るということもあります。
先日、小澤征爾さんが復帰されたということで、
サイトウ・キネン・オーケストラを指揮されていたのですが、
そのとき指揮されていた曲が「弦楽セレナーデ」でした。
チャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」は大好きな曲です。
この曲を知ったのは、NHK のドラマなのですが、タイトルとか、
はっきり覚えていなかったので、ネットで調べてみました。
「春・音の光 川(リバー)・スロバキア編」
思い出しました。ドキュメンタリー風の不思議な、
でもどこか懐かしいような、美しいドラマで、
その中で流れた「弦楽セレナーデ」は、すごく心に響いて、
今でも「弦楽セレナーデ」を聴くと、胸がいっぱいになります。
こちらで少し試聴できます。

【 amazon.co.jp チャイコフスキー・弦楽セレナード 小澤征爾 】


クラシックというと、なんといっても(笑)、
情熱大陸」DVD特典ディスクの白石セレクション。
バッハ G線上のアリア
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調(悲愴)第2楽章
モーツァルト ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 第2楽章
もうこういう流れで聴くと、小栗くんが思い出されます、というか、
小栗くんしか思い出せない(笑)。
眠る源治、射抜くような佐野の瞳、凛々しく美しいオーランドー、
蜷川さんと二人、綺麗な笑顔、俯く睫毛、笑顔の新一、
すべらかな背中、拒絶と挑戦とどこまでも美しい皇帝。
本当に胸が締め付けされるような美しさでした。
2007年のそんな美しい彼に、クラッシックはよく合っていました。
大変なときなのに、どこか甘さ、優雅さ、しなやかさがある、そして切なさも・・・。
そういう小栗くんの本質をよくわかってくださっているなあと思いました。
白石さんがこの3曲を選んだことに感謝です。
舞台では「お気に召すまま」「間違いの喜劇」の優しい音楽が好きでした。
「偶然の音楽」の始まりのピアノの旋律も印象的で、
カーテンコールのリベラの「サンクトゥス」は、自動的に泣けます(笑)。
時計じかけのオレンジ」は、音楽、期待大ですよね。
ロックもいいですけど、クラシックをたくさん使ってほしいなあ。
キューブリック監督は、よくクラシックを印象的に使っていますよね。
降り注ぐような溺れるような音楽の中で、とびっきりの奇奇怪怪の、
美しいアレックスを観たいです。