風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

いい俳優とは

曇り空です。
今、発売中の「週刊現代」11月27日号(深田恭子ちゃんの表紙)を、
たまたま主人が買ってきまして、そこに、
「日本のいい俳優(男優篇)ベスト20」というランキングが載っていました。
“いま日本でもっとも輝いている「いい俳優」とは誰なのだろうか。
 人気だけ、知名度だけの力なき俳優は無視。
 目利き総勢50人が選んだNo.1の男は〜”
こういう見出しから、その50人の方が選んだベスト3が、
理由とともに書かれています。
小栗くんを1位に選んでくださった方が二人、いらっしゃいました。


演出家 鴨下信一さん(ドラマ「歸國」の演出をされた方ですね)。
1位 小栗旬
ちょっと曇ったニュアンスのある“日本人の声”。
声の良し悪しは、役者にとって最大の資質。
複雑なニュアンスを持った彼の声は、
日本人の持つ割り切れない感情を表現するのに最適。


脚本家 小山内美江子さん(「3年B組金八先生」、大河ドラマ「翔が如く」等)
1位 小栗旬
二枚目過ぎるのが難。発展途上の魅力。


鴨下さんは、私たちファンがいつも言っている、小栗くんの凄く好きな部分のひとつ、
彼の声についてこのように表現してくださって、本当に嬉しいです。
複雑なニュアンスを持ったというのはよくわかりますよね。
“日本人の持つ割り切れない感情を表現するのに最適”
この文章がより嬉しくて、こういう表現が出来る作品に、
是非、出会ってほしいと思います。
それにしても「歸國」を演出されて、小栗くんを選んでくれたとしたら、
出演者の方々、いずれも凄いメンバーだったので、
あの中から1位に選んでくださったことは、とても嬉しいです。
小山内さんの端的な、“二枚目過ぎるのが難。発展途上の魅力。”も、
よくわかりますね。
小山内さんは何を見てそう思われたのでしょうね。
でも二枚目過ぎる役も、やってほしかったりします(笑)。
そして総合では13位に入っていました。嬉しいです。
若手では、高良くんが5位、山田くんが11位、松山くんが12位、
向井くんが14位でした。なかなか混戦です(笑)。
でも注目すべきは、2009年のランキングも書いてあったのですが、
小栗くんは2009年のベスト20には入っていないのです。
この2010年に突然入ってきています。
今年出たドラマ、映画は、それこそ「歸國」、ほんの少し「わが家の歴史」、
今放送されている「獣医ドリトル」、映画は「踊る大捜査線3」ですよね。
これらを見て判断しているのか、でも11月に結果が出ているので、
去年の秋頃のものも含めるとして、「天地人」の石田三成も(評判が良かったので)、
判断として入っているかもしれませんね。
いずれにしてもベスト20は、若手の方もいますが、
なかなか渋いメンバーだったので、
こういう中に入れてもらえたのは喜ばしいことだと思います。
じわじわ小栗くんの良さ、資質、可能性が、
認めてもらえるようになってきたのかなと思っています。
本当にまだまだ発展途上だと思うので、これからますます楽しみですね。
一雑誌のランキングですけど、ちょっといつもと違う角度からの、
ランキングだったので、面白く読みました。
そして2009年、2010年、ともに第1位は、香川照之さんでした。納得です。