風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

中心にくるべき俳優

朝から雪が降っています。
時計じかけのオレンジ」大阪公演へ行かれる方、
どうぞ、お気をつけて、行って来てくださいね。
てんちゃさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
雑誌「ぴあ」に、蜷川さんのインタビューが載っていて、
その言葉を書いてくださいました。
「ぴあ」は確か中部版は休刊?になってしまったので、
教えていただいて、ありがたかったです。


一緒に舞台をつくりたい俳優・・・で
「小栗だって、学園モノのドラマの中で、リアクションもキャラクターも、
 誰よりも際立ってるのに、3番手か4番手に甘んじてて(略)
 “お前らこそ輝くべきだよ、認められて主流に行かなきゃいけないよ”と感じると、
 声をかけるんだ」


いつもよく言ってくださることですけど、本当に嬉しいですよね。
たとえば人気が出てから、前からそう思っていたというのではなくて、
ちゃんと最初から、認めてくださっていて、
それをリアルタイムで見てきたものとしては、
本当に本当に、信頼と尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。
「間違いの喜劇」の制作発表で、
小栗旬を中心に考えました。彼は中心にくるべき俳優だと思っております」と、
聞いたときの嬉しい気持ちは、今でも思い出します。
では、そのときのブログを転記してみますね。


< 2005年11月10日 >
Yahoo!の動画で、「間違いの喜劇」記者会見の様子を見ました!
小栗くん、初座長なんですね。
小栗くんはいつものように、少し恥ずかしそうで、でも飄々と、
細身の黒のスーツとゆるく結んだ細いネクタイがよく似合っていて素敵でした。
それにしても、蜷川さんの期待のかけ方が半端なく凄いです!
「中心にくるべき俳優」「もの凄く上手い」等大絶賛してくれている時、
横でうつむきながら、はにかむ様に聞いている小栗くんも、可愛くて。
でも「態度は生意気、エラそうなことを言う」とか言われたり、
二人でヒソヒソ話をしているところを見ると、
信頼出来る、親しい関係なんだなあって思って、微笑ましく思いました。
特に蜷川さんの「いろんなものを渡したい」等という言葉が厳しく重いものでしたが、
その後、ちょこんと小栗くんの頭をたたいて、
愛情溢れる感じが見て取れて、
恥ずかしそうに笑った小栗くんがまたとても可愛かったです。
本当に大役で、大変だなあって思いますが、
こんなに期待をかけてもらえて、望まれて、幸せな人だなって思います。
でも小栗くん、プレッシャーを感じてるというよりも楽しそうでしたね。
蜷川さんの「見てくれもそう悪くないですし」っていう言葉も、
なんだか笑ってしまいました。あんなに格好いいのにね(笑)。
去年、彼のファンになった時に、ダイヤモンドの原石だわって思ったんですが、
ここ最近の彼のまわりの求められ方を見ると、
もっともっと凄い宝石になりそうですよね。
是非、なっていただきたい。身体に気をつけて頑張っていただきたい。
ずっと応援していきたいです。
あ、笑い声が無邪気な感じで可愛かったです。


今読んでも、興奮が伝わってきます(笑)。
ね、私のダイヤモンドの原石を見抜いた目は確かなものだったでしょ(笑)。
このときは、「花より男子」と舞台「偶然の音楽」が重なっていて、
とても大変なときだったのですが、その上、「間違いの喜劇」のことまで、
考えていたなんて、小栗くん、どれだけ容量が大きいのだろうって、
感心したことも覚えています。
でも今、改めて読んでみると、蜷川さんの、
「見てくれもそう悪くないですし」っていう言葉は、
こんなに格好いいのにって、言ってくださっているんですよね。
そこは読みが浅かったです(笑)。
それにしても、忘れもしない2004年5月、映画「ロボコン」をレンタルしてきて、
小栗くんが好きになり、その8月、「お気に召すまま」初演を観て、
嵌りに嵌って(笑)、もうすぐ丸7年になります。
こんなにも成長してくれて、いろんな役を演じてくれて、
いろんな世界に連れて行ってくれて、楽しませてくれて、
本当に本当に、溢れるほどの感謝の気持ちでいっぱいです。
また蜷川さんともお仕事してほしいですね。
そして今は、3度目の座長公演ですね。
“中心にくるべき俳優”は、今、中心で、光り輝いています。
アレックスとして生きることによって、たくさんのたくさんの人たちを、
どうぞ、見たこともない異空間へ、連れて行ってあげてください。
その世界の扉を開く鍵は、まさに小栗くんの手の中にあります。