風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

強さと弱さが共存する

晴れました。少し暖かいです。
時計じかけのオレンジ」大阪千秋楽の様子を【 BBS 】にて、
さつきさん、ゆまさんが書いてくださいました。ありがとうございます。
読んでみてくださいね。
大阪公演は、1日の休演日もなく7日間走り切ったのですね。
大盛況だったようで、カーテンコールの「おおきに」も、よかったですね(笑)。
こうして、大阪公演も無事に終わり、
さあ、今度は北九州公演、愛知公演ですね。待ち遠しいですね。
【 小栗くんの公式HP 】より。
NHK 「さよならアルマ」、完全版が放送だそうです。
2011年2月20日(日)16:25〜17:59放送
小栗くんの出番、増えているかな(笑)。


さて、カミママさんの昨日のコメントにお答えしようと思っているのですが、
踊る大捜査線3」、話の流れで「時計じかけのオレンジ」も、
ちょっぴりネタばれになるかと思いますので、
しかもマニアック?なので(笑)、読みたい方だけお願いします。






カミママさんは、
「爆弾で目をやられた時は、もだえる長い脚が妙に色っぽくて」と、
書かれていましたが、それはもう、私もそう思いました(笑)。
そうですね。生身の人間の弱さが出ているところだと思います。
もともと、美しい人がやられてるシーンというものが好きでして(すみません・笑)、
さすがに、目をやられるシーンは、ちょっとドキドキしてしまうのですが、
たとえば「クローズZERO」の、伊崎の指示で袋叩きにされるシーン、ありますよね。
実は可哀想よりも、色っぽいなあって思ってしまいます(笑)。
三池監督も、充分それをわかっていらっしゃると思うのですが、
その証拠に、他の伊崎とかもボコボコにされるシーンがあるのですが、
でもそれは終ったあとの映像が流れます。
その過程が撮られているのは、源治だけなんですよね。
小栗くんは細身で手足が長くて、そういうシーンはとても映えます。
殴られてうつぶせになったときの閉じた瞳、両腕を抱えられて力なく垂れる長い指、
制服を引っ張られてのぞく鎖骨、転がされたときの持て余す長い足。
実は「時計じかけのオレンジ」もしかりなんですけど(笑)。
後半、警察官になったかつての仲間に、やりたい放題に、
痛めつけられるところがありますよね。
銀色の髪が乱されて、のたうちまわるアレックス。
ゴミのようなスパゲティを口に突っ込まれるシーンもあったり、
可哀想なんですけど、やっぱり色っぽいんですよね。
でもイジメのシーンは嫌いです。「花より男子」の中のシーンでも、
目をそむけたくなりました。
やはりあまりリアルではなくて、美しく撮っていただいて、
かつ少し様式的な撮り方をしている場合、色っぽいなあと思います。
舞台などは当然、本当に殴るわけではないので、そのいい例ですよね。
もちろん源治のように、やっつける方にまわっても格好いいです。
強さ、誇り高さ、美しさを持っているからこその、
やられたときの色っぽさだと思うんですよね。
アレックスも前半が、それこそやりたい放題でしたからね。
強いだけ、弱いだけでは魅力的ではないですよね。
やっぱり強さと弱さが共存しているところがいいのかな(笑)。
鳥飼くんも誇り高く美しく、しかし青さと脆さと、
強さと弱さが共存していますよね。
亀山プロデューサーが、小栗くんを起用した理由を、
こう仰っていました。
「新しいエリート官僚をスタイリッシュに描くには、
小栗君でなくてはいけないと思いました。
立ち姿の美しさは思わず傷つけたくなるような感じを抱きました(笑)。」
とても共感します(笑)。