風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

からだをいとえ

晴れました。また寒くなってしまいました。
昨日の夜、こちらでも地震がありましたが、
本当に、早く収束しますように、皆さんの不安がなくなりますように、
ひとりでも多くの命が助かりますように、職務に命がけで取り組んでいる方々を、
どうぞお守りください。
これ以上、被害が拡大しませんように、
一日も早く、平穏な日常が訪れますように、祈っています。
そして何も被害を受けなかった私たちは、節電と義援金と、
あわてず騒がず、ちゃんと物資が被災地へ送られるように、
変わらず普段どおりの生活を送ることですよね。
日本中から海外からいろんな支援の声があがっています。
小栗くんの携帯サイトにも、小栗くんのコメントがUPされました。
僕は大丈夫の言葉とともに、
“本当にこわかったね。
 被災された方、心からお見舞い申し上げます。
 ちなみにまだ油断できないようなので皆さん本当に気をつけて。”
優しい気持ちが伝わってきます。
マネージャーさんからのブログも、小栗くんの笑顔の写真、素敵な写真を、
続々UPされて、届くファンメールに逆に励まされたことが書かれていました。
それで「風色の椅子」も、一応小栗くんのファンブログなので、
それなりに出来ることを考えて、これから小栗くんの出演した、
舞台、映画、ドラマ等の台詞を一日一日、書いていこうと思います。
ほんのほんの少しでも、心穏やかな時間が過ごせたらと思います。
できるだけ元気が出るものを選んでみますね。
今日は「ムサシ」より。


ムサシ


小次郎  およそ剣術の根所は、足の運びと腰の据え方にある。
       わたしの流儀、巌流においてもそれは同じだ。
       いまからでは遅いかもしれぬが、とにかく命がけで励め。
四人    (口々に、真剣に)はいっ。
小次郎  命がけで励むならば、かならず活路が開ける、と(咳払い)
       云えば云えようし云わねばそれまでであろう・・・
四人    ・・・?
小次郎  つまり・・・奇跡がおこるかもしれぬ。
四人    はいっ。
小次郎  いや、奇跡をおこそう。
四人    はいっ。
小次郎  (やって見せながら)背骨をまっすぐに立てる。
四人    (そうする)・・・!
小次郎  腰を両手でしっかりと抑える。
四人    (そうする)・・・!
小次郎  膝を軽く抜く。
四人    (そうする)・・・!
小次郎  その姿勢のまま、すり足で前へ進む。
右足から(ポンと手を打つ)右ー左ー右ー左ー右ー左・・・


まい    おや、こちらのお方は?
武蔵    (一呼吸おいて)友人です。
乙女    ぶしつけながら、お名前は?
小次郎  (外して、武蔵に)からだをいとえ。
武蔵    (うなづいて)おぬしも達者でな。