風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

類と静の物語

晴れたり曇ったりしています。
小栗くんの、weibo、また更新されています。
【 weibo 小栗旬 】
今、中国なんですね。着々と準備が進んでいるようですね。
武術の稽古の様子も格好いいし、監督さんと一緒に写っている笑顔も素敵です。
監督さんも人懐っこそうですね(笑)。
しかしこうやって映画の準備にいそしんでいる姿を見られるのも嬉しいのですが、
当分、動く姿でメディアには出てこなさそうなので、
その間、ファンブログとして、ちょっと考えてみて(笑)、
一応、丸6年以上も書いてきたので、
今日は何の日シリーズ(笑)をときどきやっていこうかなと思っています。
過去に書いたものに頼っているとも言えますが(すみません・笑)、
小栗くんにとって何の日かもしれないし、
このブログの何の日かもしれないのですが、
早速、2008年の今日、11月29日は「類と静の物語」というタイトルで書いていました。
もう一度、再録してみますね。
花より男子ファイナル」の続きと考えてください(笑)。


類と静の物語


あのとき電話越しで聞いた静の声は、晴れやかに聞こえたと、
類は思っていた。
ソファに沈み込みながら、いつもと変わらぬ窓の外を眺め、
流れる雲を目で追った。
そして今、静は類の傍らにいる。


結局、愛のない生活を飛び出して、
今は花沢類と、パリの小さなアパートで暮らしいる静。
誰よりも前向きで、強さを持った静だったが、
今はそれも挫折してしまい、傷ついた心を癒してくれるのは、
寄り添う類のその存在だけ。
彼の優しい声、優しい笑顔、優しい瞳。
前は類に対して、母親のような感情を抱いていたが、
今はかけがえのない、ただひとりの人。
ある日のパリの街中の路地。
向こうから類がたくさんの色とりどりの風船を持って歩いてくる。
なんだか似合っていて、とても可愛い。
類も静をみつけて、瞳に喜びの光が差す。
思わず、二人駆け寄って、抱き合おうとすると、
類の手から、風船が離れ、パリの青い空へ高く、高く、舞い上がっていく。
見上げる二人。笑い合う二人。


きっとこの幸せはずっとずっと続くのだ。
静は僕の腕に中にいる。
たとえ風船がその手から離れようと、
吹く風が少し冷たく感じようと、
パリの空が悲しいほど青くても・・・。


自分で書いておきながら、悲劇の匂いがしますね〜。
でも私は類静派なので、これでも最後はハッピーエンドなんですよ(笑)。
続きは考えてないんですけど(笑)。
秋は思いっきりセンチメンタルな物語にも浸りたいですね。
儚げな美しい類と美しい静で愛の物語、観てみたかったですね。