風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

ふたりの手紙

晴れたり曇ったりしています。
さてこれで最後になります、「宇宙兄弟」番宣について、
こちらの地方で12日に放送された「はねるのトびら」と
13日に放送された「ほこ×たて」。
はねるのトびら」は塚地さんを見ると「キサラギ」を思い出してしまって、
あの「キサラギ」チームもとっても仲良しでしたよね。
ほぼ100円ショップ宇宙兄弟SP」は、岡田くんが散々でした(笑)。
可哀想なくらい高額商品を当ててしまって、支払っていて、
小栗くんは映画「タイタニック」に使用したお皿の代金、11万円を払っていましたが、
映画のシーンも映って、あのお皿なんだ〜って感心しました。
手元がよく映っていたので、長い指で、あ、小栗くんの手だわって思ったり(笑)。
ほこ×たて」はちょうど家族で見ていて、
最強両面テープと高圧洗浄機の名勝負に感嘆していました(笑)。
小栗くん、岡田くんとも最強両面テープの勝ちと予想して当たりましたね。
テリーさんたちが火星人とか宇宙の話をしたときに、
宇宙兄弟」の番宣を入れたかったという小栗くんの話が面白かったです。
これで主な二人で出演した番宣は終わりました。
他にも「めざましテレビ」や「ZIP」で、二人の楽しいやりとりを見せてもらって、
格好よくて可愛い二人をたくさん見られて、とても嬉しかったです。
本当に兄弟みたいでしたよね。
そしてその集大成というか、「大ヒット舞台挨拶」の記事がありますので、
二人の手紙とか、そのときの二人の様子がよくわかりますよ。
その中の印象的な部分を書きだしていきたいと思います。


【 宇宙兄弟 大ヒット舞台挨拶 】


MC は小栗くんでしたね。
この大ヒット舞台挨拶は岡田くんが言い出して、
その後、監督は沖縄旅行を予定していたのに、
飛行機をキャンセルし、ここに登壇したということで。


森監督・・・「でも嬉しいですよ。そうやって俳優が言ってくれるというのは。忙しい中でも広げたいと思ってくれたということですから。実は初日に打ち上げをしたんですが、最後、深夜に挨拶が回ってきまして。みんなが本当にこの映画に対する思いを語ってくれまして、僕は昼間から飲んで酔っ払っていたもので、号泣してしまいました。すごく厳しく、緊張関係を保って接してきた二人が、号泣した僕を見てドン引きして、その後一言も声をかけてくれなかった。」
小栗 「そんなことないですよ!深く感動したんですよ。監督が男泣きしている姿を見て「ああ、いいな」と思って、この気持ちは家に持ち帰りたいなと思っていたんですよ。」


いつものように小栗くんが岡田くんをちょっとからかうような、
そんな二人のやりとりに対して。


森監督・・・「この二人はずっとこういうコンビネーションでやってます(笑)。映画をご覧になっていただけると分かるんですが、この二人は主演を張っていながら実は二人揃って出てくるシーンが120分ぐらいのうち15分ぐらいしかないんですね。だから、お客さんが「(二人が)ずっと一緒にいたみたいだった」という感想を受けるとすごく嬉しいです。撮影現場がほとんどかぶらなかったので、その後のプロモーションで二人が同じフレームの中にいるのを、僕は新鮮に見ていました。別々に撮ってきたので、「兄弟が同じフレームにいる!」と。」


岡田くんから小栗くんへの手紙 小栗くんから岡田くんへの手紙


岡田・・・「旬くんへ
撮影から今日まで約一年間、本当にありがとうございました。僕はこの兄弟を演じることができて、本当に幸せです。プライベートでもいつも仕事の悩みの相談に乗ってくれて、本当に兄貴ができた感じでした。これからも兄貴の大きな背中を見せてください。いつか絶対追い越して、全力でいたずらをし返してやろうと思っています。これで最後になりますが、いつかまた共演させてください。本当にありがとうございました。」
小栗・・・「素敵な弟を持って幸せです。本当にありがとうございます。じゃあ、これは後でゆっくり読ませてもらいます。」
岡田・・・(小さな胸ポケットに手紙をむりやり入れようとする小栗くんに)
「ぐちゃぐちゃになっちゃう!もう、バカっ!」
小栗・・・「弟からお手紙をいただけるなんて、嬉しいですね。
ですが、僕も手紙を書いてきました。「岡田くんが手紙を書くので」と聞いたので。」
岡田・・・「ちょっと待ってよ!知らされてなーいっ!」
小栗・・・「発表させていただきたいと思います。
森監督、岡田将生さん
宇宙兄弟」でご一緒させていただいて、非常に嬉しく思っています。この間の初日の打ち上げで結構喋ってしまったので、また改めて言うのもなんですが、監督にはあの場で伝えさせてもらったように、本当に素敵な現場、素敵な映画をありがとうございました。本当に感謝しています。そして岡田くん、この間の打ち上げの日は監督へのメッセージが多かったので、君には今日は改めて。
去年の撮影中から今日に至るまで、岡田くんとは様々な日々を共に過ごしてきましたね。君のその優しくも勝手な性格に、日々助けられてきました。ありがとう。
思い起こせば撮影に入る前に君が「あんたには絶対負けないからな」と言ってくれた日から、僕らの旅は始まったのかもしれません。あの日から少なからず、君が演じるヒビトに対しての不思議な感覚がふつふつと沸いてきました。これは小栗旬が感じているのか、南波六太になろうとしている自分が感じているのか、それは分からなかったのですが、愛情やら嫉妬やら悔しさやら悲しさやらで、兄もなかなかに大変なものだなという気持ちが少しずつ、少しずつ蓄積されていきました。そして不安と葛藤の中で駆け抜けた撮影の日々。完成した作品を観た時の興奮と感動。そして、今日まで過ごしてきた、多くのお客さんに届けるためのプロモーションの日々。すべて君なしではあり得なかったし、君が隣にいてくれて本当に良かった。そして、君のヒビトでなければ、僕のムッタは存在しなかった。よくめげずに月面から帰ってきてくれました。そんな人懐こくて、負けず嫌いで、勝手で、純粋で、でもメンタルが弱い岡田くんのような弟ができて、私は幸せです。今後ともよろしくお願いします。ありがとうございました。」
岡田・・・(涙をぬぐいながら)「いいお兄ちゃんですね。」
小栗・・・「という訳で、本日も無事、皆さんの前に立てて良かったです。これからもずっとこの映画が広く愛される作品になれるように、僕らも頑張っていきますので皆さんもこの映画の良さを各方面に届けていただけたらと思っております。本日は本当にありがとうございました。」


なんといってもこの手紙がとても素晴らしい。
岡田くんの手紙も心がこもっているのですが、
小栗くんの手紙が、これは岡田くんじゃなくても、泣けてきます。
小栗くんの手紙を読んだだけで、たとえば岡田くんを知らなくても、
愛を持って鮮やかに、岡田くんという青年が浮かび上がってくる。
いいところばかり書いても伝わってこないんですよね。
“君のその優しくも勝手な性格に、日々助けられてきました。”
“人懐こくて、負けず嫌いで、勝手で、純粋で、
でもメンタルが弱い岡田くんのような弟ができて、私は幸せです。”
小栗くんの岡田くんに対する目線の優しさも伝わってきますよね。
とても素敵な手紙でした。
監督さんが打ち上げのときに泣いたことも、
離れていても、ずっと一緒にいたみたいだったムッタとヒビトのことも、
二人でたくさんたくさん番宣に出て、私たちに届けようとしてくれたことも、
本当に本当に素敵なムッタとヒビトで、
本当に本当に素敵な小栗くんと岡田くんでしたよね。
宇宙兄弟」公開4週目でしっかりまだ6位にランクインしています。嬉しいです。
【 映画動員ランキング 】
小栗くん、岡田くん、監督さんの思いがたくさんの方へ届きますように。