風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

踊る大捜査線 THE FINAL シナリオ・ガイドブック

晴れました。日差しはまだ夏の名残りがありますね。
踊る大捜査線 THE FINAL シナリオ・ガイドブック」が届きました。
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踊る大捜査線」の魅力をシナリオから徹底解説した“「踊る大捜査線」シナリオ・ガイドブック"シリーズの7冊目となる最新刊。
映画「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」とTV「踊る大捜査線 THE LAST TV」の各シナリオを掲載。
従来と同じくその各シナリオの決定稿全文に完成品との違いを明記した上で、用語やリンクネタなどの解説も収録するほか、
シナリオの執筆者・君塚良一による徹底解説をはじめ、本広克行監督による演出解説、亀山千広インタビュー、
織田裕二をはじめとしたメインキャストのインタビューなども掲載。
さらには、名場面グラビア、年表、キャラクター紹介、シリーズ解説&データなど、各種記事が満載。
スタッフ・キャストが作品にこめた思いや狙い、創作意図から裏話などまで、最後となる「踊る大捜査線」のすべてが明かされる!


・ 「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」シナリオ
・ 「踊る大捜査線 THE LAST TV」シナリオ
・ 君塚良一踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」脚本解説
・ 本広克行監督「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」演出メモ
・ 織田裕二グラビア&ロング・インタビュー
・ キャスト インタビュー/柳葉敏郎深津絵里他 小栗旬くんもあります。
・ ゲスト インタビュー/香取慎吾
・ スタッフ インタビュー/君塚良一本広克行亀山千広
・ 登場人物紹介、青島俊作年表、
  「踊る大捜査線」シリーズ全放送データ&ストーリー・ダイジェスト、
   関連番組紹介、etc


全 280ページ
大きさ 25.8 x 18.2 cm


写真は、やはり「踊る大捜査線」ということで、
メインの方々の写真が大きく載っていますし、多く載っています。
鳥飼くんは小さくちょこちょこ載っていて、
見ると、あ、あのときね、このときねって思います。
ただ小さくても細くてスタイル抜群で立ち姿も綺麗なので、すぐわかります(笑)。
あの夜景の硝子張りのシーンが、見開きで載っていたら、
皆さんに強くお薦めするのですが(笑)、それは小さい写真でした。
そしてシナリオなんですが、私は戯曲は買ったことがあるのですが、
シナリオを買ったことがなくて、
本当に台本という感じで、ここは次のシーンに持っていったとか、
この台詞はカットしたとか、リアルな感じがします。
各ページに、そのシーンについての、
本広監督のメモが掲載されているのですが、
これがもう細かくて細かくて細やかというか(笑)、
ドラマのあのシーンで出ていただいた役者さんに、
このシーンでも、という、心遣いというか、思い出いっぱいというか、
「踊る」ファンにはたまらないだろうなあと思います。
役者さんの意見で変わったシーンもあったり、
いろんな言い方をしてもらって、結局これを使った等、細かく書かれていて、
でも書き方が、ちょっと自虐的だったり、自慢だったり、
思わず笑っちゃうところがたくさんありました。
もちろん鳥飼くんの出演シーンを、念入りに読んだのですが、
結構、変更や追加された台詞があって、
それがより丁寧な綺麗な言葉遣いになっているんですよね。
これはきっと小栗くんの鳥飼を見て、その品の良さと凛とした佇まいに、
この鳥飼だったら、こういう言葉遣いだろうなあと思って、
追加されたりしたのかなと思いました。
「何もわかってらっしゃらない」は追加された台詞だったのですが、
あまり若い人は言わない言葉ですよね。
こういう言葉遣いは、小栗くん演じる鳥飼にはよく合っていたと思います。
それからあえてやめた台詞もあって、
あまり具体的なことを鳥飼には言わせてなくて、
それは単なる悪にしてしまうと、それを追及していく青島さんと室井さんが、
小さくなってしまうので、彼らが戦っている組織の悪というものを、
果てしなく深くて大きいものにするために、そうしたとのこと。
私は感想に、“鳥飼は深みを与えるとても重要な役”
“作品の深さを担う役”と書いたのですが、
それはあの存在感とともに、充分に伝わってきたと思います。
他にはあの硝子張りのシーンについての、
どんな場所で撮りたかった等、監督の思いとか、
告発状も載っていて、読んでいくと、
鳥飼の声が聞こえてきそうでした。
小栗くんのインタビューは1ページ。モノクロの写真です。
ふむふむと読みました(笑)。
まだ全部は読んでいないのですが、
君塚さんの脚本解説を読んだときに、
先日、日本映画専門チャンネルで放送された、
小栗くんのインタビュー(ほんの少しでしたけど)。
踊る大捜査線」を一言で表すと?という問いに対して、
「チャレンジと我慢の狭間にある作品なんじゃないかなという気がしますけどね」
この小栗くんの答えが、本当に、言い得て妙というか、
君塚さんの思いと重なる部分があるなあと思いました。
しかし戯曲は、そのときの作者の思いとかは事細かに書かれていないので、
シェイクスピアが書いていたら凄いですけど(笑)、
だから映画も何も情報を入れず映画として観て、それぞれが、
そのとき感じた感動とか思いを大事にすればいいかなと思います。
でもシナリオは、やはり鳥飼くんの台詞が蘇ってくるところがいいところですよね。
そしてそしてあの綺麗な婦警さんの役名は、野添久美子さん。
やはり「鳥飼さん」〜と呼んでいました(笑)。


実は「踊る大捜査線 THE FINAL COMPLETE BOOK 」も、
すでに購入済みです(笑)。
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TVドラマのスタートから15年、ついに「踊る大捜査線」シリーズがFINALを迎える。
ラストダンスとなる最新作の見どころやキャラ紹介、撮影現場リポはもちろん、
「踊る」の15年をたっぷり詰め込んだオフィシャルブックです。
・ 「THE FINAL」見どころ紹介
・ キャラクターファイル
・ 織田裕二グラビア&インタビュー
・ キャストインタビュー 柳葉敏郎/深津絵里/ユースケ・サンタマリアほか
・ スタッフインタビュー 本広克行監督/脚本・君塚良一
・ 織田裕二×亀山千広P 超ロング対談で振り返る「踊る」の15年
・ コラム「青島刑事の15年」「青島とすみれの距離」「青島と室井の約束」
・ 「Message from CAST」 シリーズ出演者70名以上から、
   寄せられたコメントを一気紹介!


全 224ページ
大きさ  21 x 15 cm


こちらも鳥飼くんについては大きな写真はないですが、
やはりちょこちょこ載っていて、他に、
キャラクターファイルで、2ページ(うち写真はカラー1ページ)、
インタビューで、2ページ(うち写真はカラー1ページ)、載っています。
小さくですが、小栗くんのクランクアップのときの写真もありました。
オフィシャルブックという感じです。
絶対ないと思いますけど、
「鳥飼誠一写真集」とかあるといいのになあと思います(笑)。