風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

語れますシリーズ 色っぽさ

晴れたり曇ったりしています。
【 ラジオドラマ 6COLORS HP 】より。
第1話が配信中です(11月15日木曜正午まで)。
聞き逃した方、聞いてみてくださいね。
小栗くん、蒼井優ちゃんのインタビューも配信中ですね。
おっとりした二人で、小栗くんが劇団名を忘れちゃって、
普通に助け舟を出されているところがよかったです(笑)。
また次回も楽しみですね。


さて「語れますシリーズ」、今日で一応最終回ということで(笑)、
最後は小栗くんの色っぽさについて。


2008年9月1日のブログより。


色っぽさ


小栗くんの色っぽさについて。
よくどんなに色っぽい洋服を着ても、色っぽくない人っていますよね。
小栗くんはそういう人ではなくて、もっと若いときから(今でも充分若いですが・笑)、
その年相応の色気があって、でも去年あたりから、とても色っぽくなって、
その色気の種類が、違ってきたように思います。
20歳前後は、まだ青い色気というか、
綺麗なその蕾、摘んでしまいたい、みたいな(笑)、
そういう透明な少年の危うさも充分感じる色気でした。
「間違いの喜劇」「タイタス・アンドロニカス」の頃は、
イギリスでセクシーのカリスマと言われたということでしたが、
あの「情熱大陸」でも紹介された、劇評の「impossibly beautiful」、
その文章の中には「androgynous」という言葉も書かれていたように、
中性的な感じもあり、本当に美しく、この世のものではないような色気でした。
それが去年頃から、蜷川さんには「セクシーだね」と言われるし、
三池監督からも「色っぽいですよね」と言われて、
誰もがわかる、感じる色気になったような気がします。
でも小栗くんの場合、媚びない、むしろ拒絶する感じもあって、
それがギラギラしない、サラッとした繊細な色気に結びつくというか、
どこか現実味のない、透明感は持ったまま、
しかし凛とした、凄く惹かれる色っぽさになったと思います。
そしてその上に、蜷川さんから「叙情がある」、
三池監督からは「どこかで切ない感じもある」と言われたように、
上品さや、ロマンチックな甘さもあって、
そこに流れる空気がとても綺麗な気がして、
近寄りがたいような、かと思うと、するっと心の奥深く入り込んでくるような、
やはり小栗くん独特な色気があるんですよね。
特に舞台のときにすごく色っぽくなる気がしますが、カリギュラとか
でも今撮影中の源治が、少し見ただけでも、とっても色っぽかったので、
これからもっともっと色っぽくなるのでしょうか(笑)。
ストレートに色っぽい役もたくさん演じてほしいですね。


これは2008年に書いた文章なので、
ここ近年で色っぽさは、ずっとずっと増してきましたよね。
5割増くらい(笑)。
時代劇は特に、若いときの梶原景季からすでに、
清潔感溢れる美しい景季で、しかも艶っぽかったです。
義仲を討ち取った報告の場面は、夜の戸張の中、
灯りに照らされた景季がとても色っぽくて、目を奪われました。
石田三成は、秀吉にぐいっと引き寄せられ耳打ちされ、
ハラハラと落ちる涙の美しさや、
渦巻き模様の戦装束がとても素敵で、
でも縛られて乱れ髪の無残な姿のときも、
牢屋に入れられて、「直江山城守にお伝えください。
なにとぞ生きて、我らの正義を後世に伝えよと」と訴えるときも、
すべて惹きこまれて、そして無駄に色っぽかったと思います(笑)。
個人的には捨之介の色っぽさよりも三成の色っぽさの方が好きで、
徹くんも凄く色っぽかったんですが、やはり鳥飼くんの色っぽさの方が好きで、
どこか拒絶する感じがあった方が好きです。
もともと若いときの小栗くんからのファンでいたのは、
蒼い色気というか、そういう方面が好きなので、
ちょっと倒錯的でもOK みたいな(少数派意見・笑)、
だから「時計じかけのオレンジ」のアレックスは、凄く好みの色っぽさでした。
来て来ていらっしゃい〜という色っぽさよりも、
抗う感じの方がときめくというか、
シャツのボタン、自ら3つ外されると、ちょっといいかなと思ってしまい、
きっちり締めていた方がかえってときめいたり(鳥飼くんしかり・笑)。
まあ、2つまでなら、外してもいいんですけどね(どっち?笑)。
これからますます色っぽくなると思いますが、
小栗くんらしい透明感は失わず、凛とした繊細な色っぽさでいてほしいです。
でも大人のキスは見たいです(リチプアでも叶わなかったので・笑)。