風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

粉雪が舞うように降る中、大きなツリーの前で

よく晴れました。
2009年の今日、11月21日に「東京DOGS」高倉奏くんと由岐ちゃんの、
クリスマスの1シーンを創作していまして、こんな感じ(笑)。


粉雪が舞うように降る中、大きなツリーの前で、待っている由岐。
遅れている奏に、「もうグーパンチだな」とか言いながら、
でも顔は笑っていて、かすかに見えてきた背の高い足の長い彼。
奏 「ごめん、ごめん」
由岐「もう大事な日なのに。それも職服?」
奏 「職服って。現場から駆けつけて来たから。一応スーツだし」
由岐「こんなにおしゃれしてきたのに」
奏 「ん。・・・綺麗だよ」
由岐「もっと大きい声で!」
奏 「綺麗だよ!」
由岐「バカ。大きすぎる」
奏 「なに?どうすればいい?」
由岐「こうすればいいの」
奏のネクタイを無理やり引っ張って、キス。少し驚いた奏でしたが、
優しい微笑みとともに、由岐の頬をその長い指で覆い、ひと目を憚らず、
もう一度、今度は深い深い甘いキス。
舞い落ちる雪、クリスマスの音楽、賑やかな雑踏の中。
アメリカ〜ン」
何故か傍にいたサンタクロースの中の人からの言葉(笑)。
そんなマルオサンタクロースの見守る中、
二人のキスはいつまでもいつまでも続きました。


これを今回は、同じシチュエーションで、
リッチマン、プアウーマン」徹くんと真琴ちゃんで、
頑張って創作してみました(笑)。


粉雪が舞うように降る中、大きなツリーの前で、待っている徹。
長身にロングコート、日向社長としての存在感に、
否が応でも行き交う人々の羨望の眼差しを集める中、
息を切らしながら、満面の笑みで駈けて来た真琴。
徹 「遅い!あいかわらず電話にも出ないし」
真琴「ハァハァ、今、空港に着いて、で、でんわにも出ようって思って、
   でもこの荷物と、あ、プレゼントとか」
徹 「それになんだ、その格好。日本は冬だぞ」
真琴「ブラジル真夏なんで、つい薄着に」
徹 「ほら」(自分のロングコートを脱ぎ真琴にかける)
真琴「あ、そんな」(ぽっと赤く頬を染める)
徹 「じゃあ、あれだ、外国では挨拶がわりの・・・」
真琴「はい!」
徹 「なんでそんなに嬉しそうな顔をする!」
真琴「え?あ、あれ?そうじゃないの、あ」
(突然、真琴を引き寄せて、キス)
そして徹の長い指が真琴の前髪をかき分けながら、
とびっきり優しい瞳で。
徹 「お帰り・・・」
真琴「ただいま。うふふ」
愛しそうに抱き合う二人。
そしてもう一度、今度は深い深い甘いキス。
舞い落ちる雪、クリスマスの音楽、賑やかな雑踏の中。
細木「・・・大胆ですね」
小川「まあ、社長ですから」
安岡「でもこんな人だかりの多いところでなにもイチャイチャしなくても」
徹 「ヤマオカ〜!」
安岡「あ、みつかっちゃった。それと社長、そのギャク、もう古いですよ。
   しかも抱き合いながら言うのやめてください」
徹 「もう離れられないんだ」(にっこり)
真琴「あたしも」(にっこり)
粉雪が舞うように降る中、大きなツリーの前で、
きらきらした温かな幸せがあたり一面に降り注ぎました。


ちょっと無理がある展開でしたが、いろいろ頑張ってみました(笑)。
冬のコート姿の素敵な徹と真琴を見てみたかったです。
リッチマン、プアウーマン」のクリスマスSP、観てみたかったですよね。