風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

だからこそ芝居は難しくもやっぱり楽しい

晴れたり曇ったりしています。
小栗くん、5月11日放送「世にも奇妙な物語 '13 春の特別編」に出演します。
【 世にも奇妙な物語 ’13春の特別編 】
女優の檀れい(41)、俳優の小栗旬(30)ら豪華キャストが、5月11日放送のフジテレビ系土曜プレミアム世にも奇妙な物語 ’13春の特別編」(後9・0)で同シリーズ初出演&初主演することが22日、分かった。
5本のオムニバスからなる今作の主演には小栗ら豪華な顔ぶれがそろった。小栗は「AIRドクター」で偽医者役に挑戦。「本物じゃない偽物たちが、なんだか良く分かんないうちに本物みたいなことになっていく」と作品を解説し、「“世にも奇妙な”話になっていると思う。ただ楽しんでみてもらえたらうれしいです」とのコメントを寄せた。


「リチプアSP」からほぼ1ヶ月、思わぬ形で、また小栗くんを、
テレビで見られますね。
ただ私は怖いのは苦手で、「世にも奇妙な物語」はほとんど見たことがなくて、
ぞっとする感じの怖さですよね。コミカルなものもあるのかな。
でも偽医者役はちょっと面白そうです。楽しみですね。


shu shu さんから教えていただきました(ありがとうございます)。
「an weekly」のインタビュー、ネットでも読めます。
【an weekly Cover Interview 】
「ひとつだけルールは存在する。逃げないこと。」
「だからこそ芝居は難しくも、やっぱり楽しい。
 それだけがはっきり言えることかもしれません。」
小栗旬は無個性であっても、演じた役の個性があればいいや、と、
 思えるようになったのも最近です。」
「どんなシゴトでもそうかもしれませんが、そこに立ち続けることしか、
 文句も不平も希望も言えないと考えています。
 だからこそ、舞台の上にちゃんと立ち続け、
 なにかを発信し続けることができればー、今はそう思っています。」


全然無個性じゃないと思うんですけど(笑)。
小栗くんじゃなきゃダメなんだと何度思ったかしれません。
ずっと若いとき、学園物によく出ていたとき、
群衆に溶け込みながら光ることができる人と言われたことがあって、
なるほどなあと思ったのですが、
しっかり光ってしまうと、その群集から浮いてしまう、
その群集の中の一人という雰囲気が出て、
しかもきらりと光る何かがあるって、凄いことだと思うんです。
芝居の上手さ、役作りの上手さに繋がりますよね。
稀にみる華がある容姿も品の良さも、
これは誰でもあるものでもなく努力で身につくものでもないので、
このことも充分個性ですし、
蜷川さんが仰ってた数々の小栗くんへの言葉。
「持って生まれた外観や声の良さ、品格。」
「格好よくてファッショナブルで、楽屋の廊下に彼が立ってるだけで、
 そこだけ違う空気が漂う。態度は生意気だけど根はナイーブで(笑)。
 芝居がうまくて微妙な揺らめきが出せるし、喜劇的なところも出せる。」
「それは天性の才能だと思うんだけど、おまえはたとえ古典のセリフを喋っても、
 ある種の日常的なリアリティがくっ付いてくるんだよ。」
「まずは身体能力の高さだよね。
 演技者として必要な反射神経が備わっている。
 それと皮膚のきめの細かさ。
 ガラスみたいに、触ったらひんやりしてそうな質感がある。
 今の役者には大切な条件だよ。
 最後に声。恵まれた環境で育った者特有の甘さと、
 意識的に野性であろうとする男っぽさが共存している。」
本当にそうそう!って思いますよね。これらの言葉を真に受けてほしいです(笑)。
三池監督は、「どこか切ない感じがある」とも仰ってました。
そこも凄く好きなところです。
小栗くんの場合、謙虚な言葉というより本気でコンプレックスを、
持っているようなので(そこが小栗くんなんですけどね・笑)、
しかしそこからまた進んでいくのが小栗くんですよね。
ただメジャーとかメジャーじゃないとか、
あまり決めつけない方がいいのではと私は思うのですが。
最近、映画でもドラマでも、こういう傾向のものには、
こういう俳優さんという感じがありますよね。
もっとキャスティングに冒険してみてもいいのになと思ったり。
そんなこともあって、そういう思いに至ったのかな。
なんとなくですけど、メジャー系は、どうしても、
賞に縁遠くなっちゃうような気がするので、
まだ決めつけず、いろいろな役に挑戦してほしいと思います。
ただ、小栗くんが演じることに対して、俳優業に対して、
悩みながらも真っ向勝負していこうとするその気持ちは、
凄く伝わってくるので、そこが嬉しいなあと思いました。
「芝居は難しくもやっぱり楽しい」という言葉が、
小栗くんから出たことが、なんかよかったです。


それからあのう、ちょっと関係ないのですが、
この衣装はパジャマのように見えるのですが(笑)、
一時のチェック柄といい、スタイリストさん、変わったのかな?
折角格好いいのに、もっともっとシンプルな服装でいいですよね。
美しいことも格好いいことも小栗くんの立派な個性だと思うので、
より輝くように、スタイリストさん、お願いします(笑)。