風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

家路

雨が降ったり止んだりしています。
昨日の「Woman」視聴率は 13.9%、好スタートです。
【 満島ひかり 民放連ドラ初主演「Woman」 好発進13・9% 】
3日にスタートした満島ひかり(27)主演の日本テレビ系連続ドラマ「Woman」(水曜後10・00)の初回平均視聴率が13・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが4日、分かった。初回は15分拡大で放送された。
民放の連続ドラマ初主演となる満島は2人の子どもを持つシングルマザーを演じる。最愛の夫を不慮の事故で亡くし、シングルマザーとなった主人公・小春が貧困に苦しみ、時には自暴自棄になりながらも、愛する我が子のために強くたくましく生きていく姿を描くヒューマンドラマ。脚本は「Mother」最高の離婚」などを手がけた坂元裕二氏の書き下ろしで、「現代の若者たちへ贈る応援歌」。坂本氏と満島のタッグはフジテレビの「それでも、生きてゆく」 (11年7月クール)以来2年ぶり。
共演は、小春の亡き夫を演じる小栗旬(30)のほか、小春の母を演じる田中裕子(58)ら。小春の長女・望海をNHK大河ドラマ「八重の桜」で主人公・八重の幼少期を演じて注目された鈴木梨央(8)が演じることでも話題となっている。


そしてその「Woman」観ました。
いつももう一度観て、感想を書いたり、台詞を書き起こしたりするのですが、
今日、最初の方の信さんとの幸せなシーンを観て、
それから陸くんが泣いたために家族3人満員電車を途中で降りて、
お母さんが「キリンの鳴き声知ってる?」と望海ちゃんに言うあたりで、
もう涙が出てきて観ていられませんでした。
お母さん、愛情深くとても頑張っていますよね。
昨日も辛いところは涙をどうにか我慢できるのですが、
ふと優しさに触れるところ、なんでもない子供とのやりとりとか、
最後のコンビニでのおじいさんの言葉とかに涙が滲んでしまって、
観るのがとても大変でした。
それにしても凄くリアルにその現状、心情が伝わってきて、
満島さんはじめ、田中裕子さん、小林薫さんなど、
上手い役者さんばかりなので、本当に引き込まれて、
まるでドキュメンタリーを見ているようでした。
特に20年ぶりで再会した母と子の場面、凄かったですよね。
何も説明しなくても、二人の表情で、どんなに確執があったのか、
手に取るようにわかるというか、
子役ちゃんたちもとても自然で表情豊かで可愛くて、
子供ってこういうところあるなあというところも、
よく描かれているので、その様子がまた余計に切なくなります。
そして信さんの役が、どうして小栗くんなのかという理由は、
もう第1回でわかりましたよね。
理想を追いかけて夢を追いかけて、愛情深く、
それは小春の親との関係を修復するために奔走するような、
そういう優しい心の持ち主で、そこまでしなくても〜という信さんでした。
山男で、人が良くて、でも少し浮世離れしているところが、
小栗くんになった理由かなと思いました。
赤ちゃんをお風呂を入れるシーンも、ちっちゃな望海ちゃんが、
信さんの頬に可愛いキスをして、その後の抱きしめ方も、
本当に優しくて愛しさが伝わってきて、心に沁みました。
キャラメルさえもなんかあったかくて信さんらしくて、
それから家族写真もとてもいい感じで素敵でしたよね。
だから最後の3人がお父さんを呼ぶシーンは、
一緒に泣いてしまいました。
しかしこんなに頑張っているお母さんに、
行政は何をやっているのかと思ってしまいますよね。
杓子定規にしかやれないことに憤りを感じます。
まだまだいろいろと大変なことが起こりそうで、
しかも子供ともどもなので、どうしても辛くなってしまうので、
これから感想をちゃんと書く自信がなく、
2話目からは簡単感想になるかもしれません(1話目も簡単感想ですけど)。
だからタイトルに「Woman」第1話とか書くのはやめました(笑)。
ただただお母さん、望海ちゃん、陸ちゃんが、
楽しき団らんを迎えることができますように。
「いざや 楽しき 円居せん」


ドヴォルザーク 家路より


遠き山に 日は落ちて
星は空を 散りばめぬ
今日のわざを なし終えて
心軽く 安らえば
風は涼し この夕べ
いざや 楽しき まどいせん
円居せん