風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

不思議の国のアリス 帽子屋さん

よく晴れました。
昨日はあの連続ドラマの最終回を観て、
最後の最後で「え〜!」と思ったのですが(でも原作どおりらしいですね)、
しかし「リーガルハイ」があるからいいかって思いました(笑)。
それにしても堺さんは本当に素晴らしいですよね。
「リーガルハイ」の古美門弁護士、とても楽しみです。
こういうちょっとエキセントリックな役って、小栗くん、あまりないですよね。
時計じかけのオレンジ」のアレックスくらいかな。
ジョニー・デップが演じた、
チャーリーとチョコレート工場」のウィリーとか、
アリス・イン・ワンダーランド」の帽子屋さんとか、
ちょっと小栗くんで観てみたいような気がするのですが、
帽子屋さんとか素敵じゃないですか。
細身で紳士でフェミニストで、
ちょっといっちゃってて、でもちょっぴり切ないような、
たとえばこんな台詞。


「あなたはいつもそんなふうにやってるの?」アリスがきくと、
帽子屋は悲しそうに頭をふってね。
「それがねえ、この三月にけんかしちまってさ。ほら、こいつが、
浮かれだすちょっと前(といって、スプーンでウカレウサギをゆびさし)、
ハートの女王さま主催のコンサートで、おれが唄を歌わされちゃったんだ。


チカチカひかるコウモリさん
いったいどこにいるのやら


この唄、知ってるだろ?」
「にてるのなら、きいたことあるけど」
「つづきがあるよ、ね。こんなふうなの。


はるかなお空とんでゆく
銀のおぼんにそっくりだ
チカチカ ピッカピカ」


ちょっと変わった美しい帽子屋さんがいいです。
今の髪型で、帽子屋さん役はないと思いますけど(笑)。