風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

短歌入門

曇り空です。
10月14日に放送される小栗くんがナレーションを務めるスポーツドキュメント、
宣伝用の動画があります。
【 小栗旬が限定スペシャルコメント!この秋、お贈りする感動のスポーツドキュメント 】
格好いいですよね。内容も楽しみです。


さてさて、突然ですが、老後の楽しみ(笑)に、
いろいろと興味を持った方がいいかなと思う今日この頃。
もちろん小栗くんの俳優としての活躍を見つめていくことが、
筆頭なのですが、他にはサッカー日本代表の活躍等々。
その他に実は、去年の12月から、
NHK 短歌」という番組を毎週録画して見るようになりました。
HP はこちら。
【 NHK 短歌 俳句 】
俳句も素敵なのですが、今まで、短歌の方が心動かされる場合が多くて、
新年の「歌会始」もよく見たり、
おそれながら、皇后さまの歌、素敵だなあと思ったり、
それから小栗くんが演じた役にも、歌がありましたよね。


中大兄皇子天智天皇
秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ 
わが衣手は 露にぬれつつ


石田三成
筑摩江や 芦間に灯す かがり火と
ともに消えゆく 我が身なりけり


しかしこの 10ヶ月間、毎週「NHK 短歌」を録画し、
少なからず短歌を勉強してきてわかったことは、
私の文章は短歌とは真逆にあるものだということです!(笑)
これでも詩は書いたりしてきたのですが、全然違うんですよね。
最初のうちは、ちょっと五七五七七で、作ったりしていたのですが、
まったく歌にならない(笑)。
だからこの頃は、ただ毎週見ているだけなのですが、
でも番組としても面白いんですよ。
司会者の方と歌人の先生、そしてゲストの方が出演されるのですが、
そのゲストには、それこそこ是枝監督から、安藤和津さん、
佐野史郎さん、池田理代子さん、だいたひかるさん等々。
凄く幅広い人選で、その方々の短歌への捉え方もとても興味深いです。
そして初心者の私としては、このNHK 短歌の中で、月1回、
「短歌de胸キュン」という初心者向けの、
もっとくだけた?(笑)番組があって、こちらも楽しみにしています。
歌人の先生とお笑いのスピードワゴンの二人、小島よしおさん、
モデルの女の子3人が、出演されているのですが、
毎回題目に添った短歌を作って、この6人のうち、
その短歌が上手かった男性2人、女性2人のみが、
スタジオに入れるという、なかなかドキドキもので、
だから皆、とても一生懸命短歌を作っていて、凄く好感が持てます。
特にスピードワゴンの小沢さんは、その歌人の先生ともあうんの仲で(笑)、
短歌も上手で、皆に一目置かれているところがまた面白いです。
学校訪問などもあるのですが、学生さんが作る歌もとても良いです。
私としてはまだまだあまり短歌を読んでいないし、
勉強もまだまだなのですが、
昔々の歌も、凄く情緒があって素敵だなあと思うし、
現代の歌人の歌も、こういう感じでもいいんだって、
自由で素敵だなあと思うし、
それから一般の方が作る歌もはっとするような角度からの目線とか、
涙ぐむような歌もあるので、
まずはこれからも「NHK 短歌」を毎週見ていこうと思います。
私も少しでも歌が作れるようになれたら嬉しいです。
そして去年の12月、一番最初に録画して、
これからも録画していこうと決心した歌を書きますね。
こういう歌があるんだ〜って心に響きました。
歌人雪舟えまさんの短歌です。


とても私。きましたここへ。とてもここへ。
白い帽子を 胸にふせ立つ


凄く透明感があって、清々しくて、きりっと決心も伝わってきて、
しかしどこか可愛らしくて、素敵な歌だと思います。


「風色の椅子」はもちろん小栗くん中心ですが、
この頃情報はツイッターの方が早いですし、
これからはときどきはこうして短歌のことも書くかもしれません(笑)。
詩はときおり書いてきましたが。
だから本当に思い出した頃にお暇なときにでも覗いてくだされば、
それだけで嬉しいです(笑)。
よろしくお願いします。