風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

サルトルとボーヴォワール 哲学と愛 ゲーテの恋

よく晴れました。
さてちょっとしたマイブームとして(笑)、
相変わらず、wowow で映画を録画しています。
これからまた映画の感想もちょこちょこ書いていこうかなと思っています。
最近録画したものは、
オードリー・ヘップバーン特集。
ローマの休日
パリの恋人
ティファニーで朝食を
パリで一緒に


キューブリック特集。
2001年宇宙の旅
博士の異常な愛情
 又は私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
時計じかけのオレンジ


2001年宇宙の旅は BS 放送です。
他にはアニメで、「009 RE:CYBORG」(小さいときから、009が好きなので・笑)等、
まだ録画しただけで観てはいないのですが、
これからゆっくり観たいと思っています。
そしてすでに録画して、観た映画もあります。
では今日はそこから2つの映画の感想を、
少し書きたいと思います。


サルトルボーヴォワール 哲学と愛」


結構駆け足で、二人の関係を描いた映画で、
主にボーヴォワール視点というか、二人の愛の形は伝わってきましたが、
二人の哲学的思想はあまり伝わってこなかったです。
映画を観た後、二人の写真を見たのですが、
ボーヴォワールの方がよく似ていました。
サルトルは写真の方が迫力がありました(笑)。
カミュがときどき出て来て(凄いインテリでハンサム・笑)、
そこは「おおっ」と思って、ちょっと嬉しかったです(笑)。
それからフランス語が心地よかったです。


ゲーテの恋 〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜」
【 ゲーテの恋 〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜 公式サイト 】


キツツキと雨」で小栗くんが東京国際映画祭に参加したとき、
同じグリーンカーペットを歩いていた、
ゲーテの恋 〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜」に、
ゲーテ役で出演した俳優さん、ハンサムだったので(笑)、
観ようと思っていた映画です(笑)。
「若きウェルテルの悩み」は、
私は中学生のときに読んだのですが(もう忘れてしまいました〜・笑)、
映画はその「若きウェルテルの悩み」が、
どうやって出来上がったのか、ゲーテの若き青春物語です。
なんといっても、前半のシャルロッテゲーテの恋がとても素敵に描かれていて、
シェイクスピアもそうですけど、
一瞬で恋に落ちる感じが、凄く伝わってきます。
連続ドラマを何時間観ていても、二人の気持ちが伝わってこないときがあるので、
2時間弱の映画で、瑞々しく燃えるような恋する二人の気持ちが伝わってきて、
素晴らしいと思いました。
二人が微笑みを交わす、眼差しを交わす、
それはなんと愛に満ちて優しげなこと。
またゲーテが明るくおちゃめでエネルギッシュで、
しかも優しい心の持ち主で、とても愛すべき人物として、
すごく魅力的に描かれていました。
シャルロッテ役の女優さんも笑顔が美しい人で、
快活で勝気、でもけなげでチャーミングで、とても魅力的でした。
当然ながら、戯曲、文学が散りばめられているので、
ゲーテシャルロッテの前で詠んだ詩のなんとロマンチックだったこと。
こういう感じに憧れるのは、中学生の頃から変わってないなあと、
自分自身が驚きました(精神的に成長がないのですね・笑)。
そして物語が進むにつれ、そうそう、そんな物語だったなあと気がついて、
ちょっと感慨深かったです。


wowow は映像が綺麗な上に、
古い映画もこの頃綺麗になって(凄い技術ですよね)、放映されていますよね。
新しいテレビになったことも相まって(笑)、楽しみに観ています。
何十年前の映画でも、最近の映画でも、テレビで観られて嬉しいです。
でも良い映画は映画館で観たかったなあと思うので、
大画面の迫力は侮れませんよね。
今年は小栗くん、「ルパン三世」が控えていますが、
やっぱり大画面で観て良かったと思う映画だといいなあと思います。