風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

映画 ミュージアム 公開記念ナビ

雨が降っています。
wowow で映画「ミュージアム」公開記念ナビを見ました。
やっぱり怖そう(笑)。
見れば見るほど、後味悪そうですし、
どう考えてもハッピーエンドになるとは思えないです。
クオリティの高さは充分感じますし、
今までにない小栗くんの表情、演技を観ることができそうですし、
ボロボロになっていく美しい刑事さんの魅力も絶大だと思いますが、
でもそれ以上に怖そうです。
しかも尋常じゃなく引き込まれてしまいそうで、
観るのに相当覚悟が必要だと思います。
まずは試写会とかで、観た方の感想を読んでみようかな。
でも楽しみにしています。


そしてその「ミュージアム」、やっとやっとチラシが手に入りました。
チラシだけでも胸が苦しくなるような、
特に沢村刑事が妻とお互い傷だらけになりながら、
目に涙をため、見つめあっている写真に心掴まれました。
映画館に「聲の形」を観に行って、もらってきました。
その「聲の形」もとても良かったです。
凄く繊細な深く心に響く作品でした。
たくさん心に響いたので、たくさん泣いてしまいました。
重いテーマでしたが、可愛らしい人物と絵の美しさが緩和してくれます。
贖罪の物語でもあり、成長の物語でもあり、
青春の群像劇で、淡い恋の物語でもありました。
心もとなく危なっかしい心の糸が、
残酷にもリアルに絡み、明暗、いろんな光を纏いながら、
でも優しく紡がれていって、光を見出す物語でした。
最後、それぞれが、生きていこうとする決意に縁取られ、
また温かい涙が溢れました。
最近観た映画で、私の中では一番感動した作品です。
聲の形」「シン・ゴジラ」「君の名は。」の順です(笑)。


さて先週の金曜日、テレビで「ヒロイン失格」を見ていたら、
坂口健太郎くん、可愛くて格好いいなあって思って、
長身で優しくて雰囲気があって、花沢類系の役でしたね。
トライストーンは、花沢類系が巡ってくる事務所でしょうか(笑)。
可愛らしい物語でした。


それからドラマ「夏目漱石の妻」も見ています。
漱石自身もまわりの方々も大変だったのだなあと、
長谷川さん、漱石にぴったりで、尾野さんもさすがです。
こうやって「吾輩は猫である」が生まれたのねって思いました。
こういう明治時代の作品に小栗くんも出てほしいですよね。
華族の青年とか絶対似合うと思うんですよ。
「お父様、お母様、おばさま、おじさま」とか呼んでほしい。
以前、「花より男子」で、静のお母さんのことを聞くシーンで、
類が「おばさんは?」というシーンがあって、
そこは「おばさま」でしょ!っていまだに思います。
聡明で美しい日本語を話し、誇り高い華族の青年、
でも落ちぶれていく華族の役とか、
情感溢れる静かな役も観てみたいですね。