風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 インタビュー

曇り空です。
舞台「髑髏城の七人 Season 花」、無事幕が開いたようでよかったですね。
私の観劇予定は5月なので、まずはドラマ「CRISIS」を楽しみにしたいです。
記事が出ています。


【 世代を超え認め合う小栗旬と西島秀俊 構想5年の骨太アクションドラマで共演 】
4月11日に放送スタートするカンテレ・フジテレビ系火曜午後9時連続ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」に主演する小栗旬と、小栗とは民放の連ドラ初共演となる西島秀俊がこのほど取材に応じた。5年前から温められていた企画の実現に対する喜びや「カリ・シラット」という武術を用いたアクションの特訓、そして互いの印象から西島との距離を縮めたい小栗のかわいらしい思いなどを語った。
直木賞作家の金城一紀氏が原案・脚本を手がけたこのドラマは、小栗演じる元自衛隊員の捜査員・稲見朗(いなみ・あきら)をはじめとする各分野のスペシャリストが集結した、警察庁警備局長直轄の秘密部隊・公安機動捜査隊特捜班の活躍を一話完結型で描く骨太なアクションエンターテインメント。小栗にとっては、2014年の「信長協奏曲」以来、2年半ぶりのテレビドラマ主演作となる。
常識では計れない事件に脅かされる現代で、高度な政治的案件を扱うとともに、ときには国家の“汚れ仕事”もこなす組織・公安機動捜査隊特捜班。そのほかのメンバーには元外事警察の田丸三郎(西島)、特捜班の班長で取り調べの名手・吉永三成(田中哲司)、爆弾処理・製造に精通する樫井勇輔(野間口徹)、サイバー情報分析に秀でる凄腕の元ハッカー大山玲新木優子)が名を連ねている。


──ー金城氏が小栗さんを主演に据えて5年前から、
    構想を練ってきたということですが、企画を知ったときの期待感は?
小栗 企画自体は「BORDER」(2014年テレビ朝日系)というドラマを、
    やっているときに「次はこれをやろう」と聞きました。
    話を聞いているだけでもすっげー面白そうと思いつつ、
    聞けば聞くほど実現するのはなかなか難しいだろうなと。
    決定稿をもらったときに、本当にやってくれるんだ、よかったと、
    思ったのが正直なところです(笑)。
西島 金城さんから企画を聞いたらとにかく面白くて。
    (アクションの)けいこをしながら、でも正直(撮影には)、
    入らないだろうと思っていました。「どうやって撮るんだろう」と。
    それくらい信じられないような規格外の脚本だったので。
──ー武術「カリ・シラット」を習得している金城氏から、
    お二人はどのようなアクション訓練を受けてきたのでしょうか。
小栗 1年以上前から週に1回くらいのペースで動きや所作を。
    僕らが演じるのはその訓練を積んできている人間という設定なので、
    使うことに違和感がない状態でないといけない。
    それぞれが特殊な動きをすることで、その人のキャラクターが見えてくる。
    その結果、稲見は変な言い方をすると、
    「ドラゴンボール」の悟空のよう(笑)。
    手数が多いので戦っているうちにこいつ(相手)は、
    どのくらいできるんだろうって楽しみ始めちゃって。
西島 その人のキャラクターがアクションに全部出ているので、
    小栗くんは周りを破壊してくようなアクション。
    僕の演じる田丸は冷静に捕まえていく感じです。
    若手集団のチームがアクション監督をやっていて、全く妥協しない。
    全然OKが出なくて大変でした(苦笑)。
    こだわってやらせてもらうこともあまりないので、
    ありがたいことなんですけど、アクションのできる俳優さんが、
    冗談で「お前どこのもんだ!」って怒鳴ったっていう話も聞きました(笑)。
──ー民放の連ドラ初共演のお二人ですが、お互いに気になるところや、
    ここはかなわない、悔しいなと思うところはありますか。
小栗 僕からすると、見ていてムラがないところ。
    僕はけっこうムラっ気があるので、
    その日のテンションで動いているところがあって。
    もしかしたら自分をちゃんと見られていないのかもしれないけど、
    西島さんはプロだなと思うことがある。
    もともとのイメージがすごくストイックで、
    さらに距離を置こうと思えばいくらでも置ける役どころだけど、
    こんなにチャーミングなところがあるとは知らなかった。
    大好きだからすごくそばにいたい。
西島 よく電話がかかってきます(笑)。
小栗 ときどき“秀俊さん”って呼んでいるんですけど、
    「下(の名前)で呼ぶな」って言われる(笑)。
    徐々に距離感を詰めて、最終的には“秀兄”って呼びたい。
西島 まだちょっとね、そこはね(笑)。この仕事は、年は関係ないし、
    僕より一回り下だけど、自分からどんどん高い壁に向かって突き進んで、
    乗り越えてきたっていうエネルギーをすごく感じる。
    自分で開拓していって、演技することだけじゃなくて、
    作品をクリエートしていく力をすごく感じています。
    僕はどちらかというと巻き込まれ型で、今回も完全に巻き込まれているので。
    学ぶことがたくさんあって刺激を受けます。
    ちなみに僕は小栗くんと呼んでいます(笑)。
小栗 「ウロボロス〜この愛こそ、正義。」(2015年TBS系)を、
    撮っているときに、同じスタジオで「流星ワゴン」(2015年TBS系)を、
    撮っている西島さんと香川照之さんがいるメークルームに、
    会いに行って世間話をしたんです。
    アクションものをやってくださいって(頼んで)。
    絶対やってくれないだろうなと心の中で思っていたので、
    (共演が)実現してうれしい。
西島 なんで? やってるじゃん、実際(笑)。
小栗 そのときからすでに金城さんといつかそういうのをやっていこうって、
    話していて、西島さんはアクションに対して意欲的に、
    取り組んでいる役者さんなので、無茶なことを言っても、
    やってくれそうっていうイメージがありました。
    なので、一緒にがっつりやってみたいと思っていたんです。
──ー放送を楽しみに待っている視聴者へメッセージをお願いします。
小栗 今のドラマ界に風穴を開けられるドラマになったと思っています。
    テレビドラマはつまらないと思っている視聴者にも、
    楽しんでもらえるものができたんじゃないかと思います。
西島 (樫井勇輔役の)野間口さんが言っていたんですけど、
    日本で実際にあった事件や、都市伝説でこうだったんじゃないかと、
    言われていることを題材にしている脚本が素晴らしい。
    作品の世界、何が起きているかというその空気や気配が、
    リアルに構築されています。実際にこの世界をどう具現化するかって、
    企画から考えて5年もかけてやっていて、
    完成して見ていただくものは今までに見たことのない、
    連続ドラマになっているのではないかと思います。
小栗 いま西島さんが話したのは俺が話したことにしてもらえませんか?(笑)。


ドラマは4月11日午後9時から毎週火曜オンエア。


インタビュー動画です。
【『CRISIS』カンヌでのMIPTV公式上映決定!小栗旬×西島秀俊スペシャルインタビュー 】


公式サイトです。
【 CRISIS 公式サイト 】


公式サイトの写真、格好いいですね。
動画のインタビューも内容の濃いものでした。
今、発信すべきドラマであることが伝わってきます。
二人のインタビュー記事は、関係性が垣間見られて可愛いです。
小栗くん、久々の末っ子キャラでおちゃめで、
西島さんも魅力的ないい方で、小栗くんがなつく理由もわかります(笑)。
西島さんの、小栗くんに対しての、
“自分からどんどん高い壁に向かって突き進んで、
乗り越えてきたっていうエネルギーをすごく感じる。”という言葉が嬉しかったです。
そうそう「ウロボロス」の番宣のとき、「流星ワゴン」チームと、
お互いに相手のドラマを宣伝していて、微笑ましいなあと思っていました。
共演できてよかったですね。
それも念願の作品で、同じ方向を向けたことは素晴らしいと思います。
最終的に“秀兄”って呼べるといいですね(笑)。


番宣といえば、3月30日の「櫻井・有吉THE夜会」、
小栗くんのなんと素敵だったこと!
細身の黒のスーツがよく似合って、長身でお顔も小さくて首が細くて、
まあ、足も長くて、この小栗くんの身体のラインが好きなんですよ。
とても美しいラインで、美しいバランスで、
格好いい人はたくさんいますが、このラインはなかなかないんです。
細い線が芯にあって、均整の取れた筋肉の付き方というか、
また立ち姿が惚れ惚れするほど美しい。
3人で入ってくるところと、山本さんが辛い麻婆豆腐を食べてくれたおかげで、
席を立って、真っ白なハンカチを口元にあてて立っているところとか、
綺麗な立ち姿で、一時停止して見ちゃいました(笑)。
ずっと美しいラインの素敵な小栗くんでいてください。
内容も面白かったです。