曇り空です。
まず小栗くんと岡田くんが出演した「徹子の部屋」の感想を少し書きますね。
登場シーン、小栗くんの背の高いこと!足の長いこと!
徹子さんに、「背、伸びてない?」なんて訊かれてましたけど、
細身のシックなスーツがよく似合って、お髭のない素敵な小栗くんでした。
それからは事あるごとに、笑顔の小栗くんで、
写真の岡田くんを見つけられない徹子さんに大笑いしたり。
徹子さんが岡田くんへ、
「6歳の甥ごさんがいらっしゃって。その甥ごさんが可愛い?」と、
訊いておきながら、その子が電車オタクと聞くと、
「凄いわね。小さいのに。何歳?」という徹子さんに、
小栗くん、飲み物を吹き出しそうになって大笑いして、
足が長いのに、その身体を畳むように笑っていて、
その仕草もとても可愛かったです。
しかも笑いが止まらず、その笑いをこらえている様子が、
さらに可愛かったですね。
そして大作さんからのメッセージが感動的でした。
「岡田さん、小栗さんともに、佇まい、そして気を持っている方々でした。
撮影終了後、毎晩、二人と行った、飯会はほんとに楽しかったです。
今後も二人の持つ佇まいで、邁進していってください。」
そのメッセージを聞いた後、小栗くんの口元が、
「ありがとうございます」と動いていました。
“佇まい” “気”〜そう感じてくださったのが嬉しいですね。
本当に、佇まいって、その俳優さんの本質が出るような気がします。
今回、「徹子の部屋」に最初に出たときの映像が出ましたが、
あの若い頃から変わらず、彼の佇まいには、
一種の純粋さ、清潔感、品の良さがあると思うので、
その佇まいはずっとそのままでいてほしいです。
他には徹子さん、相変わらず、モヒカンの写真、好きだなあとか、
いつもの「お綺麗でいらっしゃる」はなかったなあと思いました(笑)。
本当に楽しい「徹子の部屋」でしたね。
mayu さんが「追憶」の感想を、
シルクさんが小栗くんと降旗監督の対談が載っていた毎日新聞のことを、
【 BBS 】に書いてくださいました(ありがとうございます)。
読んでみてくださいね。
若い俳優さんたちのそれぞれの姿に惹き込まれたとのこと、
早く観てみたいです。
「少年H の時の話で、降旗監督が「屋根を伝わって逃げるシーンで、
マットとかいらなくてピョンピョン走っていた。
自信もあったようだが当然のごとく演じてくれた」と、
鮮烈な印象を語ってくれています。」
降旗監督、「少年H」での小栗くんのこと、どう思われていたのかなと、
知りたかったので、嬉しかったです。
その「追憶」、興行成績が出ました。
【 日本映画興行成績ランキング 】
時代を代表する名優を撮り続けてきた日本映画界のレジェンド、監督・降旗康男×撮影・木村大作が9年ぶりにタッグを組み、主演の岡田准一をはじめ、小栗旬、柄本佑らで撮り上げたヒューマンサスペンス『追憶』は、土日2日間で動員18万人、興収2億2700万円をあげ、4位に初登場。初日舞台挨拶では、第20回上海国際映画祭にて公式上映が決定したことが発表された。シニア層を中心に集客しており、ゴールデンウィーク終了後の平日の動員も見込めるため、息の長い興行に期待がかかる。
上位3作品は強いので、4位は立派だと思います。
ここにも書かれているとおり、息の長い興行、ロングランになるといいですね。
めぐさんも6日のコメント欄に書かれていますが(ありがとうございます)、
「国民5万人が本気で選んだ本当に演技が上手い俳優」ランキングで、
第6位になりました。
「最も美人だと思う女性芸能人ランキング」の記事とともに載っています。
【 最も美人だと思う女性芸能人ランキング 本当に演技が上手いと思う俳優ランキング 】
「本当に演技が上手いと思う俳優ランキング」結果は1位=高倉健、2位=山田孝之、3位=藤原竜也、4位=香川照之、5位=堺雅人、6位=小栗旬、7位=渡辺謙、8位=菅田将暉、9位=西田敏行、10位=佐藤浩市。
美人のランキングとともに、本当に演技が上手いと思う俳優ランキングも、
結構、説得力があるというか、納得の結果のような気がします。
一般の方たちの方が認めてくれているのかな(笑)。
錚々たるメンバーの中に選ばれて嬉しいですよね。
そして「CRISIS」第5話、観ました。
2回観て、2回目の方が涙が零れました。
とにかく物凄く緊張感が続くドラマで、密度が濃くて引き込まれます。
今まで数々のドラマで、潜入捜査がありましたけど、
やはり2つの人生(本当の人生、偽りの人生)を生きるのは、
自分を保つのに、神経がまいってしまいますよね。
このドラマはその部分がより描かれていました。
杉本さん演じる暴力団員の沢田は人情味があって、
はからずも、自分の情報で彼を失うことになってしまったこと、
稲見の思いが痛いほど伝わってきて、切なかったです。
こちらまで胸がえぐられそうでした。
稲見が壊れそうになったとき、無言で稲見の腕を掴み、
こちらへ引き戻してくれた田丸。
二人の無言のやりとりに、無言がゆえの雄弁さに、
その目の表情に演技に、心が震え、涙が流れました。
稲見が田丸の思いによって正気を取り戻す様子が、
手に取るように伝わってきて、素晴らしかった。
このシーンは、ツイッターの質問にも、金城さんがこう答えています。
「稲見と田丸のぶつかるシーン。無言にした思いは」
金城さんいわく、
「あの場面で言葉を交わすのは野暮だと思った。
進む稲見と止める田丸の心のぶつかりを、
無言の中で見せたかったんです」
本当に凄いシーンでした。
クオリティの高い作品で、こういう演技が観られること、
ファンとして幸せです。
稲見にとって、田丸が灯台の光だったのですね。
そして最後、黒幕と思っていた政治家が捕まって、
これは鍛冶局長が仇をうってくれたということでしょうか。
そうなると鍛冶局長はいったい?
このドラマは、特捜班はもちろんですが、皆がお互いに、
身体的にも心情的にも、守ってあげたいという思いが感じられて、
そこがとても優しく温かく、切なくもあります。
長塚さん演じる鍛冶局長もそうなんですよね。きっと。
長塚さんと小栗くんの対峙した場面、よかったです。
夜景の映る大きな硝子窓をバックに、美しいシーンでした。
稲見「さっきの答えを聞いてません」
鍛冶「知ってどうする。死んだ暴力団員のために復讐でもするのか。
勘違いするなよ。死んだ連中は善人じゃなかった。
この国に薬物を蔓延させようとしていた悪人だ」
稲見「だから殺されても構わないって言うんですか。
権力側にとって邪魔な人間は、
適当な理由をつけて殺してもいいって言うんですか。
私の流した情報で人が殺されたんです。
私は・・・薄汚い仕組みに加担したんです」
鍛冶「薄汚い仕組みを変えたかったら、
正義感に縛られて動きを不自由にするな。
善も悪もすべて取り込んで、しなやかに動け。
そうやって蓄えた力で、いつか本物の悪を叩けばいい」
稲見「屁理屈ですよ」
鍛冶「そうかもしれん。
だが何もかも一気に変えることなど出来やしないんだ。
目指す場所を見つけ、傷つきながらでも進むしかない。
どうする。俺についてくるか」
稲見「考えさせてください」
稲見「もし・・・私が権力に逆らったら、殺しますか」
背景の硝子のように、実は繊細で壊れそうな稲見。
小栗くんに稲見を書いてくれて金城さんに感謝です。
“善も悪もすべて取り込んで、しなやかに動け。”
台詞も秀逸でパワーがあり、そこに役者さんたちの演技という、
パワーが加わり、素晴らしいシーンになっていますよね。
「CRISIS」、これからもとても楽しみにしています。
視聴率は関東地区で、
第1話 13.9%、第2話 11.2%、第3話 12%、第4話 8.4%、
第5話は 1.9ポイント上昇し、10.3%、2桁に回復しました。
よかったですね。