秋晴れです。
もうすぐ「罪の声」公開ですね。
私は公開初日には観に行けなくて、土日にも行けないので、
感想は遅くなると思いますが、映画を楽しみにしています。
番宣も続々と放送されて、この感覚も久しぶりですね(笑)。
これからも、夜会、ぴったんこカンカン、嵐にしやがれ等々、続きますが、
どれも楽しみです。
ではここからは今までの番宣の感想を少し書いていきますね。
まずオールナイトニッポン。
リアルタイムでは聞けなかったのですが、後から聞きました。
懐かしくてとても楽しかったです。
なんといっても演劇部のことが話題に上ってとても嬉しくて、
ほんの少し携わったものとしては、ちょっとドキドキしてしまいました(笑)。
放送も演劇部の公演があったイマジンスタジオからでしたよね。
あのときのバスケの先輩役のスラリとした素敵な小栗くんを思い出します。
素敵な小栗くんといえば、この頃の小栗くんのなんと素敵なこと!
「罪の声」公開直前イベントの小栗くんも背が高く細身で素敵でしたよね。
あの上着の丈の長さが、「お気に召すまま」の正装のときの長さと、
ちょうど同じくらいで、長身でなくては着こなせない服装が、
シックにとても似合っていて、目を奪われました。
星野さんとも本当に仲が良くて、小栗くんが楽しそうにしている姿に、
こちらもとても嬉しくなりましたよね。
それから「人生最高レストラン」。
これがもう本当に胸がいっぱいになった番組でした。
まずあのシーンがまさかここで流れるとは思っていませんでした。
蜷川「小栗は本来ハムレットをやるべき俳優であり、ロミオをやるべき俳優。
僕は小栗にサブカルチャーをやらす気はない。
あるいは風俗的な匂いのするところから、それはテレビで結構、
僕は引き離そうと。
小栗にもっと凄い俳優になってほしいから、与えたハードルです。」
そして小栗くんからこの特別な「ハムレット」という言葉を初めて聞きましたよね。
小栗「蜷川さんが亡くなる年の10月に、本当は蜷川さんと、
ハムレットをやる予定だったので。ちょっとこれができなかったことだけが、
やっぱり自分の中でずーっと少しあの残っていることですね。」
小栗 「それで電話をくれて、「小栗、俺さ、とうとう本当に最後の最後、
おまえのために一番いい演出を思いついたよ!楽しみにしててな」と、
言われたのが、結局最後の話だったりするので。それはやりたかったですね。」
少し目に涙を浮かべながら、話していましたね。
本当に本当にやりたかったよね。本人が一番残念で悔しかったと思うのですが、
最後の電話の言葉が蜷川さんの嬉しそうな声が聞こえてきそうで、
より悲しかったです。
後にも先にも、心震える感動と涙で席を立てなかったのは、
「カリギュラ」だけで、また同じような感動を、
美しい小栗ハムレットで受け取ることができそうと思っていたのですが。
でも涙を堪えながらも、ちゃんと話せるようになったことは、
小栗くんにとって新たな一歩かもしれませんね。
そして最後の言葉のなんと愛に溢れていることか。
もしメモとかが残っていたら、いつか小栗くんが「ハムレット」を、
演じるときに、その演出を加えてほしいですよね。
でも本当に蜷川さんとの出会いは大切な大切なかけがえのない出会いでしたよね。
ずっと目をかけてくれて、厳しくも優しく溢れる愛で育ててくれた人でしたよね。
「小栗、俺さ、とうとう本当に最後の最後、
おまえのために一番いい演出を思いついたよ!
楽しみにしててな。」