曇っていましたが晴れてきました。
まず北京オリンピック、フィギュアスケート団体、銅メダルおめでとうございます!
宇野選手、鍵山選手、樋口選手、坂本選手、三浦木原ペア、小松原組、
団体のメダルは史上初で、新たな歴史を刻みましたね。
皆さん、ベストな演技内容で素晴らしかったです!
最初の宇野選手のSPの演技(オーボエ協奏曲)がとても美しくて、
他の国の選手から「beautiful!」と声がかかるくらいで、
そのキラキラのバトンをさらにキラキラにして皆さんが繋いでいったのだと思います。
本当におめでとうございました。
この流れを個人戦でも活かせますように願っています。
「鎌倉殿の13人」第5回を観ました。
今回は戦うシーンが多くて、初陣の義時の手の震えにリアルさがありました。
その震える手に重ねられた父上の手が温かく頼もしかったです。
こういう血で血を洗うような時代の物語の中、ちょこちょこ入るコメディな部分で、
息をついています(笑)。
馬面の部分しかり(義時と宗時の顔マネに唖然)、
りく、政子、実衣のところしかり(それぞれ個性的でキャラクターくっきり)、
法皇様のところしかり(もはやレギュラー)、
そして八重に珍しく強く出たのに、
すすり泣きながら舟を出す江間とか(心中お察しします・笑)。
これからの話の展開が辛そうなので、こういう部分が助かります。
そして今回はなんといっても最後の兄上とのシーン、涙、涙でした。
愛之助さんは私は個性的な役を見る機会が多くて、
こんなにも真っ直ぐな役も似合うのだなあと思いました。
兄上は真っ直ぐで明るくて調子が良くて、愛嬌のある本当に愛すべき兄上でしたよね。
最後、義時へ何か言おうとして言い淀んで、その後場面が変わって、暗殺されて、
そしてまた義時へ託す言葉のシーンに変わる演出はずるいです。
これは泣けてしまいます・・・。
義時「兄上」
宗時「俺はなあ。実は平家とか源氏とか、そんなことどうでもいいんだ」
義時「兄上?」
宗時「俺はこの坂東を俺たちだけのものにしたいんだ。
西から来た奴らの顔色を窺って暮らすのはもうまっぴらだ。
坂東武者の世を作る。そしてその天辺に北条が立つ。
そのためには源氏の力がいるんだ。頼朝の力がどうしてもな」
(頷く義時)
宗時「だからそれまでは辛抱しようぜ」
(義時の肩に力強く手を置く)
宗時「じゃあ、行ってくる!」
兄上の力強い言葉とその夢と、それを受け止めるまだ若い義時の邪気のない笑顔と、
別れのシーンとして本当に切なくて、でもこれがこれからの義時を動かす、
大きな核となっていくんですよね。
「坂東武者の世を作る。そしてその天辺に北条が立つ」
来週も楽しみにしています。