風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

パガニーニの主題による狂詩曲

晴れました。まだ風が冷たいです。

今回は小栗くんに関係ないのですが、あるとすれば小栗くん、

去年、愛知県一宮市に訪れましたよね。その一宮市出身の(無理矢理・笑)、

ピアニスト亀井聖矢さんの演奏を16日に聴きに行ってきました。

(2022年、ロン=ティボー国際音楽コンクールで第1位を受賞した方です。)

私は以前「オーケストラ!」という映画を観て、

そのラストシーンにチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲が流れて、

それがとてもとても感動的だったので、生でいつか、

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を聴きたいと思っていました。

ネットを見ていたら、愛知県芸術劇場で演奏されることを知り、

もう完売近かったので、3階しか席は取れませんでしたが、

無事チケットを取って行ってきました。

 

名古屋国際音楽祭 オープニング ガラ・コンサート

4月16日 15:00開演

リャードフ:交響詩「魔法にかけられた湖」作品62

ラフマニノフパガニーニの主題による狂詩曲 作品43

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品35

 

まず愛知県芸術劇場コンサートホールの音響が素晴らしい。

会場全体が音に包まれる感じ。どんなに小さな音でも、

一音一音はっきり聴こえます。

念願のチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、

ああ、チャイコフスキーって本当にロマンチックだなあと思って、

もう抗えないほどロマンチックで、うっとりしながら聞き入ってしまいました。

そして何と言っても亀井さんのピアノが素晴らしかった!

パガニーニの狂詩曲自体格好いい曲なんですけど、

今、21歳の彼にぴったりな曲のような気がしました。

過度に甘くならず、老成さと瑞々しさが融合し、

フォルティッシモは力強く、ピアニッシモは可憐で、

若々しい勢いと気持ち良さ、鮮やかさで、とても惹き込まれる演奏でした。

演奏が終わり万雷の拍手に包まれる光景も感動的でした。

家に帰ってきて、早速パガニーニの狂詩曲を聴いてみたり、

そういえば、今年新納さんが「あさイチ」に出演されたとき、

亀井さんが出演されていて、リストを演奏されていたのですが、

それを録画していたので(何故か録画していた私・笑)、

また観たりしていました。

これはこれから先が凄く楽しみなピアニストに出会ったなあと、

期待で胸がワクワクしています。

やっぱり生は違いますね。

素敵な音楽に満たされて、素敵な一日になりました。